WORK 63-28


コレクション

-

ジャンル

絵画(油彩画等)

作者名

磯辺行久
ISOBE Yukihisa

制作年

1963(昭和38)年

材料

ミクストメディア

寸法

181×181

署名

-

寄贈者

-

来歴

-

初出展覧会

個展(カヴァリーノ画廊、ヴェネツィア 1965)

作品名欧文

WORK63-28
関連資料

解説

 63個の同じかたちがわずかにズレながらも木枠の箱に整列している。
 ワッペンのような個体は、合板に粒子の細かい漆喰状のペーストを均一に塗り重ねて一つ一つ丁寧につくられ、一部に鮮やかな色の模様が施されている。
 同じかたちのモノを複数作って反復し、全体として一つの大きな作品に仕上げる手法は、見るものを威圧させたり、そこから別の意味合いを生むための有効な要素を持ち合わせているが、一方で安易な表現に陥る危険性も多分に含む。
 一つのモニターから流れる映像を見る場合と、複数のモニターで同じ映像を見た場合に受ける印象がまったく違うのと同様であるが、複数で流す必然性がなければ、それはむしろ訴えている意味合いが薄れる場合だってある。
 この作品の場合、爽快なリズムと、個々の微妙な形体の相違が安易な表現から免れ、さまざまな問いをわれわれに提議している。(田中善明)(三重県立美術館所蔵作品選集(2003)より)

展覧会歴

個展(カヴァリーノ画廊、ヴェネツィア 1965)
日本洋画のれきし 三重県立美術館コレクションによる(茨城県近代美術館 2000) no.114
コレクションの全貌展(三重県立美術館 2013)

文献

-
English
ページのトップへ戻る