トップページ  > 所蔵品検索  >  所蔵品詳細検索  > 所蔵品一覧  >  山市晴嵐(瀟湘八景より)

山市晴嵐(瀟湘八景より)


コレクション

瀟湘八景  全8点

ジャンル

絵画(日本画等)

作者名

横山操
YOKOYAMA Misao

制作年

1963(昭和38)年

材料

紙本墨画

寸法

121×243

署名

右下: 山市晴嵐 / 操 「山」(朱文方印)

寄贈者

-

来歴

-

初出展覧会

瀟湘八景展(銀座松屋 1963)

作品名欧文

Mountain Village in a Haze ( From ""Eight Views of Xiao-Xiang")
関連資料

解説

 中国、揚子江流域の洞底湖周辺の風光明美な景勝地を詩に詠んで讃えることはかなり古くから行われていたといわれるが、そこから八つの風景を選び、絵画として描くようになったのは、宋代のことといわれている。いわゆる瀟湖八景である。この湿潤な土地は、それだけでも、画家にしてみれば水墨画の絶好の主題であったが、四季さまざまな気象条件を反映してめまぐるしく表情を変える、この地特有の条件が加えられて一層多彩な技法を可能にしていた。
 日本でも鎌倉時代にはこの主題が受容され、室町時代以降盛んに描かれた。横山操の「瀟湖八景」はもとよりこの伝統を継承したものであるが、ここに提出した「山市晴嵐」などは、“たらしこみ”という、この伝統的主題を借りてはいるものの、作者自身の内的情景を表徴することに主眼を向けているという点で、あきらかに現代に生きる絵画となっている。(山口 泰弘 サンケイ新聞 1990年6月24日掲載)

展覧会歴

近代日本画の一世紀 1868-1968(アメリカ・セントルイス美術館 1995)
墨の表情-近代日本画にみる名作(石川県立美術館 1998)
エトランジェ―異国への眼差し(三重県立美術館 2012)

文献

野地耕一郎「日本の現代性を問いつづける巨大な『多面体』」『趣味の水墨画』2005.3
村田喜代子「続・気になる絵」(月刊『1枚の繪』2010年11月号)
English
ページのトップへ戻る