太公望図


コレクション

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ジャンル

絵画(日本画等)

作者名

平福百穂
HIRAFUKU Hyakusui

制作年

1927(昭和2)年

材料

紙本墨画淡彩

寸法

171×51.0

署名

右下:百穂 「百穂」(朱文方印)

寄贈者

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来歴

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初出展覧会

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作品名欧文

Tai Gongwang
関連資料

解説

 世を避け、渭(い)水で釣糸を垂れている人物は呂尚。彼の姿をみた周の文王が「太公(祖父)子(なんじ)を望むこと久し」と言い、彼を用いたことに由来して太公望とも呼ばれる。しばしば、釣り好きの人を太公望と呼ぶのはこのためである。 
 「太公望図」は、狩野山楽や尾形光琳などにも描かれた伝統的な画題。百穂は、この画題を縦長の画面に巧みに描いている。画面の左上と右下に水墨の濃淡と滲(にじ)みを駆使した存在感のある葦(あし)を配し、画面が間延びするのをふせいでいる。
 秋田県に生まれた百穂は、父穂庵、父の没後は円山四条派の画家川端玉章に師事した。日本画だけでなく、東京美術学校西洋画科に学び、洋画の手法を日本画に取り入れた革新者である。 (佐藤美貴 中日新聞 1998年4月2日掲載)

展覧会歴

手と目の冒険広場『色の博物誌・白と黒』展(目黒区美術館 1998)
和紙に魅せられた画家たち―近代日本画の挑戦(明治神宮文化館 2011)
エトランジェ―異国への眼差し(三重県立美術館 2012)
コレクションの全貌展(三重県立美術館 2013)

文献

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