夏景山水図
コレクション |
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ジャンル |
絵画(日本画等) |
作者名 |
曾我蕭白 SOGA Shohaku |
制作年 |
制作年不詳 |
材料 |
紙本墨画 |
寸法 |
134.8×41.8 |
署名 |
上部:蛇足軒蕭白 / 曾我左近次郎 / 暉雄筆 「曾我暉雄」(白文方印) 「蕭白」(朱文方印) |
寄贈者 |
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来歴 |
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初出展覧会 |
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作品名欧文 |
Summer Landscape |
関連資料 |
解説 |
掛け軸という形式に応じて選ばれた、かなり縦に長い画面の形に即したのだろう、下辺沿いはあけて上へと、樹木だの滝や絶壁が、積み木のように積みあげられている。それにしてもここに描かれた風物は、ガシャガシャというかパキパキというか、ずいぶん硬質な感触を与えはしないだろうか。 これは、物を描きだす線の、切りこむような幾何学的鋭利さに由来している。他方、まず陸を右側に押しこめんと、形のない海が左から侵入し、ついで墨を吹きつけたのか、真っ黒な葉叢(むら)が画面と垂直にぶつかり、鋭角的な形と対比される。 これら三つの要素が、なだらかに調和してしまうことなく、きしみあうままに接する場所が、画面なのである。 (石崎勝基 中日新聞 1994年4月22日掲載) |
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展覧会歴 |
曾我蕭白―無頼という愉悦―(京都国立博物館 2005) 蕭白ショック!!曾我蕭白と京の画家たち(千葉市美術館、三重県立美術館 2012) 曾我蕭白と松阪(松阪市文化財センター 2019) 曾我蕭白―奇想ここに極まれり(愛知県美術館 2021) |
文献 |
江村知子、「構図の妙 筆の冴え 単孤無頼の彼方に--曾我蕭白」、『趣味の水墨画』、237号(2009.1)、pp.66-71 |