開館時間=9:30-17:00(入館は16:30まで)
休館日=月曜日(4月28日と5月5日は開館)
観覧料= 一般900(700)円 学生700(500)円 高校生以下無料 ( )内は20名様以上の団体割引料金 学生の方は生徒手帳・学生証等をご提示ください。
家庭の日(毎月第3日曜日) 4月20日(日):一般700円、大学生500円、高校生以下無料 学生の方は生徒手帳・学生証等をご提示ください。 |
*この料金で常設展示もご覧いただけます。 *身体障害者手帳等をお持ちの方および付き添いの方1名は観覧無料。
*主な前売り券発売所:チケットぴあ、サークルKサンクス、セブン-イレブン他 |
主催=三重県立美術館/朝日新聞社 助成=公益財団法人三重県立美術館協力会 |
展覧会の概要
「ア・ターブル(à table)!」とは、「ごはんだよ!」と、食事の準備ができたことを知らせ、家族を食卓へと集めるフランス語のかけ声です。本展は、このかけ声の下、誰もが親しみやすい食べ物と食事にまつわる様々な造形作品を集めて展覧し、食をめぐる美術の多様な世界を紹介します。
食べ物や食事は、触覚や味覚といった感覚と密接に結びついており、元来、視覚によって享受されるべき美術の世界とは相いれないものかもしれません。しかしながら、食は私たちが生きていく上での根源であり、食卓を囲むことで生まれる関係は社会の基盤とも言えるものです。食は、世界各地でその地域固有の文化アイデンティティを形成する一方で、異国や別世界への夢や幻想において重要な役割を果たします。さらに、消費の対象であるはずの食品は、作品として表現されることで新たな意味を帯びるとともに、美術のあり方自体を問い直す契機ともなってきました。このように、食べ物や食事と関わる造形作品を見ることは、私たち人間や社会について考えることに直結しています。
本展は、厨房、食卓、夢の中、そして美術館という場をキーワードとする4つの章から構成されます。私たちの生活における食事、そして食を通して見た美術について改めて問いかけつつ、食をめぐる多彩な表現の世界へとみなさまをお誘いいたします。
※会期中、展示替を行います。作品の展示期間については、作品リストをご確認ください。
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会期中のイベント講演会「美術に見る飲食」 『食べる西洋美術史』や『モチーフで読む美術史』の著者が、食や食事にまつわる様々な美術表現をご紹介します。 日時:5月3日(土) 14:00- 講師:宮下規久朗氏(神戸大学大学院人文学研究科教授) 場所:三重県立美術館講堂
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ワークショップ「絵になるデザート」 ※申込みを締め切りました。(3/8)色とりどりのクリームやクッキーを使って、絵画のようなデザートを創作します。
日時:3月22日(土) 14:00- 講師:holiday(堀出隼氏+堀出美沙氏) 対象:どなたでも(小学生以下のお子様は保護者同伴のこと) 定員:20名 参加費:500円 場所:三重県立美術館 美術体験室
往復はがきによる事前申込制(応募多数の場合は抽選) ①名前②電話番号③返信面に返信先をご記入の上、 〒514-0007 三重県津市大谷町11 三重県立美術館「ア・ターブル!展ワークショップ」係 までお送りください(3月8日(土)必着)。
ハガキ1 通につき1 名のみ有効(保護者同伴の場合、2名有効)。 |
スペシャル・ギャラリー・トークシェフとめぐる「美の饗宴」 フランスの食文化にまつわる多彩な知識を背景に、作品の新たな魅力に迫ります。 日時:4月6日(日) 14:00- 講師:出口直希氏(ミュゼ・ボンヴィヴァン シェフ)
江戸の情報社会と食 錦絵のなかで擬人化された食物が、江戸の情報伝達において果たした役割を詳しく解説します。 日時:3月30日(日)、4月13日(日) いずれも14:00- 講師:畑有紀氏(名古屋大学 国際言語文化研究科 博士後期課程)
「酒飯論絵巻」について 酒好きの男や飯好きの男が持論を展開する「酒飯論絵巻」。その成立背景や描かれた食べ物について詳しく解説します。 日時:4月27日(日)、5月4日(日) いずれも14:00- 講師:伊藤信博氏(名古屋大学大学院 国際言語文化研究科 助教) |
担当学芸員によるギャラリー・トーク本展担当学芸員が、展示室内で作品や展示について分かりやすく解説します。 日時:3月23日(日)、4月20日(日) いずれも14:00-
※ギャラリー・トークは、いずれも展示室に入室するため観覧券が必要です。
スペシャル・ランチ会期中、レストラン「ミュゼ・ボンヴィヴァン」では、本展の出品作に想を得たスペシャル・ランチをご提供します。 |