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B-企画展-2

年報2013年度版 【三沢厚彦 ANIMALS 2013 in 三重】

2013年7月13日(土)-9月23日(月・祝)

【主催】…三重県立美術館

【助成】…公益財団法人岡田文化財団、公益財団法人三重県立美術館協力会

【協力】…西村画廊

【後援】…森林組合おわせ

【空間構成】…豊嶋秀樹(gm projects)

【担当】…鈴村麻里子

【デザイン】…加藤賢策

三沢厚彦 ANIMALS 2013 in 三重

 

展覧会の概要

 第20回平櫛田中賞を受賞した彫刻家・三沢厚彦が、主に樟を素材として2000年から制作している、等身の動物彫刻「Animals(アニマルズ)」を豊嶋秀樹(gm projects)の空間構成で紹介する展覧会。
ヘラジカを表した新作《Animal 2013-01》は本展に初出品された。

 三沢は「リアリティ」と「リアリズム」の境界に興味を抱いて「Animals」の制作を行っているという。私たちが日ごろ何気なく抱いている動物の印象と、生きている動物の現実。決して写実的な造形ではないけれど、どこか私たちの持つ印象にも共鳴する三沢作品は、時にそうした「印象」と「現実」の乖離を意識させる役割をも担う。

 作品のタイトルには「Animal」や「Dog」の後に制作年と数字が続くというスタイルが貫かれ、命名は機械的に施されていく。タイトルの無機性と不在(会場にはキャプションが設置されなかった)により、先入観を排して作品そのものと対峙できる環境が鑑賞者に提供された。制作の背景にある思想が評価される美術作品も多いなか、三沢の作品は、純粋に造形を見てその魅力を堪能する喜びを強く思い出させてくれる。そのようなことも「Animals」が老若男女問わず多くの人を惹きつけてやまない理由の一つではないだろうか。

 空間は、個々の作品のために誂えられ、部屋毎に異なる世界観が展開された。最終展示室には、地元三重の尾鷲ヒノキを使用した壁がそびえ、式年遷宮の年に三重で個展を開催することに特別な意味を見出した三沢による「美しく鉋で仕上げられた檜の空間に白いアニマルたちが存在している」(会場パンフレットより)という構想がそのままに出現することとなった。

 会期が夏期休暇と重なったこともあり、会場には家族連れの姿が多く見られた。

 

 アニマルズ1 アニマルズ2

アニマルズ3 アニマルズ4

撮影:加藤健

会期中のイベント

作家によるギャラリー・トーク

7月13日(土)、9月14日(土)、9月23日(月・祝)14:30−15:30

作家:三沢厚彦

参加人数:7月13日 約160名

       9月14日  218名

          23日  250名

エントランスホール、展示室にて実施。9月に実施した2回はインタヴュー形式で行った。

 

アーティスト・トーク

対談:三沢厚彦×豊嶋秀樹(gm projects)

作家三沢厚彦と、本展の会場構成を担当した豊嶋秀樹による対談です。

日時:7月14日(日)14:00−15:30   

場所:三重県立美術館講堂

参加人数:150名

 

学芸員によるギャラリー・トーク

7月27日(土)、9月7日(土)14:00-15:00

担当:鈴村麻里子(7月27日)、毛利伊知郎(9月7日)

参加人数: 25名

 

「彫りたい人のためのワークショップ」

8月31日(土)10:00-16:00 9月1日(日)10:00-15:00

講師:三沢厚彦

アシスタント:鈴木律子、岩間智香、加藤章史、栗林楓弥、木林観奈

参加人数:20名

 

細野晴臣ミニライブ

日時:9月1日(日)18:00-19:00(開場17:30)

会場:三重県立美術館エントランスホール

出演:細野晴臣(Vo., G.)、高田漣(G.)、伊藤大地(per)

主催:三重県立美術館、(公財)三重県立美術館協力会、三重県立美術館友の会

助成:(公財)岡田文化財団

入場者数:150名  前売券(3,000円)完売 

 

主な記事

中日新聞

2013.7.14 鈴村麻里子「三沢厚彦《Animal 2007-01》」(美術館だより)

2013.7.21 鈴村麻里子「三沢厚彦《Animal 2005-05》」(美術館だより)

2013.7.28 鈴村麻里子「三沢厚彦《Animal 2008-01》」(美術館だより)

2013.8.4 鈴村麻里子「三沢厚彦《Animal 2012-05》」(美術館だより)

2013.8.11 鈴村麻里子「三沢厚彦《Animal 2010-01》」(美術館だより)

2013.8.18 鈴村麻里子「三沢厚彦《Animal 2010-03》」(美術館だより)

2013.9.1 鈴村麻里子「三沢厚彦《Animal 2013-01》」(美術館だより)

2013.9.4 高畑章「飛び掛かってきそう 県美 三沢さんの動物彫刻展」

2013.9.8 鈴村麻里子「三沢厚彦《Animal 2007-03》」(美術館だより)

2013.9.15 鈴村麻里子「三沢厚彦《Animal 2012-07》」(美術館だより)

2013.9.22 鈴村麻里子「三沢厚彦《Animal 2008-05》」(美術館だより)

 

毎日新聞

2013.8.14 太田垣實「現代の写実 にぎやかに陽気に」(夕刊)

2013.9.4 岸桂子「木彫りの魅力満載」(夕刊)

 

読売新聞

2013.8.7 「等身大 木彫り動物58作品 県立美術館で三沢さん個展」

2013.9.12 「三重県立美術館で三沢厚彦展 動物彫刻を語る」

 

朝日新聞

2013.8.11 「リアル!木彫りの動物 三重・津で作品展」

 

三重タイムズ

2013.8.16 「三沢厚彦 ANIMALS 2013 in 三重 圧巻!動物の歩む姿「行進」」

 

芸術批評誌 REAR

土生和彦 「『三沢厚彦 ANIMALS 2013 in 三重』『三沢厚彦 ANIMALS in HAMAMATSU』」(2014.3.1発行)

 

TV Bros。中部版

山内マリコ 「青春時代が楽しくなくてもいいんだよ」(2013.9.14号)

 

主な放映

2013.7.17     FM三重「広瀬隆のラジオ魂!」

2013.7.21     NHK教育「日曜美術館」(アートシーン)

2013.8.5, 8.12   東海ラジオ「かにタク言ったもんがち!」(TOKYO UPSIDE STATION) 
             ※三沢厚彦本人の出演

2013.9.3      FM三重「EVENING COASTER」(みえアート&カルチャー)

 

 

出品作品リスト

 

展覧会開催時のページ

 

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