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平櫛田中展

2012年10月30日(火)―12月9日(日)

開館時間=9:30−17:00(入館は閉館時間の30分前まで)

 

休館日=毎週月曜日

 

観覧料=一般 900(700)円/高大生 700(500)円/小中生 400(300)円

*( )内は前売り料金および20名以上の団体料金

*障害者手帳等をご提示の方とその付添の方1名は無料

*主な前売り券販売場所: チケットぴあ、サークルKサンクス、セブン-イレブン 他

 

主催=三重県立美術館、平櫛田中展実行委員会、朝日新聞社

助成=公益財団法人岡田文化財団、公益財団法人三重県立美術館協力会

平櫛田中《試作鏡獅子》昭和14(1939)年、井原市立田中美術館蔵

《試作鏡獅子》
昭和14(1939)年
井原市立田中美術館蔵

展覧会の概要

    

平櫛田中(1872〜1979)は、満107歳の長寿を全うした彫刻家として広く知られています。平櫛は、岡山県後 月郡(現・井原市)に生まれました。10歳で広島県沼隈郡(現・福山市)の平櫛家に養子に入り、平櫛姓を名のります。平櫛は17歳の頃から造形への関心を深め、大阪や奈良での修業を経て明治30(1897)年に上京、高村光雲(1852〜1934)や光雲門下の米原雲海(1869〜1925)らから指導を受けます。

 

 平櫛は上京後程なく禅僧西山禾山(1837〜1917)の知遇を得、その人間性と臨済禅の思想に強い影響を受けます。また、明治期を代表する美術思想家岡倉天心(1863〜1913)は平櫛にとって大きな存在で、その教えは平櫛終生の指針でした。西山禾山と岡倉天心の教えを糧に自己の思想を構築し、西洋塑造の研究も行った平櫛は大正期の再興日本美術院展に深い精神性漂う作品を発表します。

 

 昭和期に入ると、平櫛は古彫刻の彩色技法や寄木造を研究して写実表現を追求した作品を制作するようになりました。20年の歳月を費やした畢生の大作《鏡獅子》(1958年)は、そうした彩色像の集大成といえるでしょう。

 

 仏像、肖像、身辺彫刻なども含む平櫛の作品は多岐に渡り、制作技法も様々です。また、長年にわたる制作活動は、西洋的造形と前近代的造形の間で少なからぬ振幅を見せています。そうした活動の中で生まれた多くの作品は、日本近代彫刻史の展開そのものでもありました。

 

 本展覧会は、写実表現、木彫と塑造との関係、彩色仕上げ、複数制作など平櫛作品が提起する問題を考察し、代表作や関連資料約80点によって平櫛田中に迫ろうとするものです。

 

 

 平櫛田中《烏有先生》大正8(1919)年、東京国立博物館蔵

《烏有先生》
大正8(1919)年
東京国立博物館蔵

ギャラリートーク

 

担当学芸員が展示室で展示作品について解説します。

 

日時: 11月10日(土)、12月1日(土) 午後2時から

 

参加無料、ただし展覧会観覧券が必要です。

 

 

平櫛田中《原翁間日》昭和15(1940)年、須坂市立美術館蔵

《原翁間日》
昭和15(1940)年
須坂市立美術館蔵

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