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美術館 > 刊行物 > 年報 > 2010年度版 > 年報2010 企画展 コレクション展 物語る美術 2011.2.26-3.27

B-企画展-7

コレクション展 物語る美術


2011年2月26日(土)~3月27日(日)


【主催】…三重県立美術館
【担当】…原舞子
【デザイン】…與語秀樹(ヨゴデザイン)

 

コレクション展 物語る美術チラシ


 1982年に開館した三重県立美術館は、コレクションの形成を美術館の最も基本的で重要な活動のひとつととらえ、継続的な作品収集活動を行ってきた。その成果は、年間4回の展示替えを行いながら常設展示室において随時公開しているが、今回は当館の充実したコレクションをより広く紹介するため、独自のテーマをもとに展覧会を開催した。
 古くから美術と物語は深く結びつき、神話や聖書、伝承あるいは文学作品などをもとに数多くの美術作品が生み出されてきた。同じ物語をもとにして作られた美術作品でも、時代・地域・作り手によりその表現はさまざまである。作品に込められた物語の意味を読み解き、作品による表現の違いや多様性を味わうことは、美術作品を鑑賞する楽しみのひとつといえるだろう。
 また、制作の背景にあるごく個人的な物語-作家自身の体験や想像などにもとづくもの-と出会ったり、一見そこには特別な物語が隠されているようには見えなくても、鑑賞者である私たちの想像力によって作品から新たな物語を紡ぎだし、自分だけの物語を見つけることもできるのではないだろうか-。
 今回のコレクション展は「物語る美術」と題して、古今東西のさまざまなストーリーを私たちに語りかけてくる美術作品を当館の所蔵品より紹介した。作品ジャンルは油彩、水彩、版画、挿絵本など、出品作品数約150点で構成した。

 

物語る美術2010_1 物語る美術2010_2 物語る美術2010_3
物語る美術2010_4 物語る美術2010_5

写真左上より:
エントランス・バナー
第1室:描かれた物語Ⅰ-西洋の美術-
第2室:描かれた物語Ⅱ-日本の美術-
第3室:画家の織りなす物語-挿絵・詩の世界-
第4室:わたしだけの物語-何を紡ぎだしますか?-

 

会期中のイベント


こどもひろば キカクテンを楽しみ隊

3月5日(土)、3月12日(土) 午後2時から1時間程度
対象 小学生以下
参加人数  27名(保護者含む)

◎小学生以下の子どもを対象とした鑑賞中心型のプログラム。「耳をすますと聞こえてくるよ!」と題し、作品とじっくり向き合いよく見ること、作品に描かれている物語を想像し楽しむ体験をしてもらうことを目的として行った。

こどもひろばの様子

 

主な記事等

毎日新聞
「アート マイヨール・『ダフニスとクロエ』挿絵本」(原舞子) 2011.3.12

中日新聞
「美術館だより ムリーリョ・アレクサンドリアの聖カタリナ」(原舞子) 2011.2.27
「美術館だより マイヨール・『ダフニスとクロエ』挿絵本」(原舞子) 2011.3.6
「美術館だより 歌川広重・丸清版・隷書東海道五十三次より二川」(原舞子) 2011.3.13
「美術館だより 歌川広重・丸清版・隷書東海道五十三次より岡部」(原舞子) 2011.3.20
「美術館だより ルドン・ベアトリーチェ」(原舞子) 2011.3.27

NHK ほっとイブニングみえ
「コレクション展 物語る美術①描かれた日本の美術」 2011.3.3放送
「コレクション展 物語る美術②伊勢ゆかりの画家」 2011.3.9放送

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