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美術館のコレクション(2010年度常設展示第4期)

2011年1月4日(火)〜3月27日(日)

出品作品リスト

 

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 第1室 近代日本の洋画と西洋近代絵画

作者名 作品名 制作年 材料 寸法 寄贈者
岩橋教章 鴨の静物 1875(明治8)年 水彩・紙 54.0×34.3  
浅井忠 小丹波村 1893(明治26)年
油彩・キャンバス(パネル貼り) 27.0×39.0  
フォンタネージ、アントニオ 沼の落日 1876-78年頃 油彩・キャンバス 39.5×61.0 (財)岡田文化財団寄贈
安藤仲太郎 梅花静物 1889(明治22)年 油彩・板 28.1×42.2  
川村清雄 梅と椿の静物 制作年不詳〔1929(昭和4)年以前〕 油彩・絹 123.0×44.0 藤井一雄氏寄贈
川村清雄 ヴェネツィア風景 1913-34(大正4-昭和9) 油彩・紙 39.5×106  
黒田清輝 雪景 1919(大正8)年 油彩・板 26.0×34.8  
黒田清輝 薔薇の花 大正期 油彩・板 34.7×26.1  
久米桂一郎 秋景下図 1895(明治28)年 油彩・キャンバス 45.5×61.0  
岡田三郎助 岡部次郎像 1898(明治31)年 油彩・キャンバス 45.7×37.5  
鹿子木孟郎 狐のショールをまとえる婦人 1902(明治35)年 油彩・キャンバス 72.2×53.0  
鹿子木孟郎 教会 1917(大正6)年 油彩・キャンバス 63.5×48.5  
児島虎次郎 河口の町(倉敷風景) 不詳 油彩・キャンバス   寄託品
藤島武二 ローマ風景 1908(明治41)年 油彩・板 15.8×22.0  
藤島武二 ローマの噴水 1908-09(明治41-42)年 油彩・板 23.8×32.7  
藤島武二 裸婦 1917(大正6)年頃 油彩・キャンバス 45.2×37.9  
安井曾太郎 裸婦 1910(明治43)年頃 油彩・キャンバス 60.6×50.0  
小出楢重 パリ・ソンムラールの宿 1922(大正11)年 油彩・板 51.5×44.5  
佐伯祐三 サンタンヌ教会 1928(昭和3)年 油彩・キャンバス 72.5×59.7  
前田寛治 風景 1924(大正13)年頃  油彩・キャンバス 50.0×72.8  
古賀春江 煙火 1927(昭和2)年 油彩・キャンバス 90.9×60.6  
梅原龍三郎 山荘夏日 1933(昭和8)年 油彩・キャンバス 62.6×77.8  
小出楢重 六月の風景 1929(昭和4)年 油彩・キャンバス 53.0×65.1  
モネ、クロード ラ・ロシュブロンドの村(夕暮れの印象) 1889年 油彩・キャンバス 73.9×92.8 (財)岡田文化財団寄贈
ピカソ、パブロ ロマの女 1900年 パステル、油彩・厚紙 44.5×59.0 三重県企業庁寄託
ユトリロ、モーリス 風景   油彩・キャンバス 寄託品
ヴラマンク、モーリス・ド 風景   油彩・キャンバス 寄託品

 

2−3室 特集展示 「せんのかたちを楽しむ」

 ここからは「せんのかたちを楽しむ」と題して、作品に描かれている「線」に注目して見ていくことにしましょう。
 誰もが一度は線を引き、絵を描く行為を経験したことがあるのではないでしょうか。線は絵画を構成する大きな要素のひとつです。英語圏ではドローイング(drawing[英])という言葉で表されますが、まさに「線を引く」(=draw)ことが絵画の出発点といえるかもしれません。
 麻生三郎は、「デッサンはデッサンとしてあるわけではなくて、絵を描く行動そのもので、時間の連続をときどきたち切って、それを形態におきかえてみる行為だというわけだ。だからいつもこれから始まるのだ。」(麻生三郎「これから始まる」『三彩』1959年1月より抜粋)と書き残しています。麻生三郎にとってデッサンをすることは、たんなる油絵の下絵として制作することではなく、自身の創作の方向性を自由にすることや絵画における様々な問題を発見することにつながっていたようです。
 当館のコレクション収集方針のひとつに、作家の創作活動の背景を知ることのできる素描、下絵、水彩画等があげられます。これには絵画や彫刻の習作として準備されたものから、ひとつの完成された作品まで幅広く含まれており、いずれも作家の息づかいを感じさせるものとなっています。
 今回は当館のコレクションの中から、線をテーマに作品を選び展示しています。線を引くというシンプルな行為だからこそ、その時々の作家の心や体の動きを、より明確に作品から感じ取ることができるのではないでしょうか。それぞれの作品の持つ「せん」の広がりをお楽しみください。

 


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作者名 作品名 制作年 材料 寸法 寄贈者
瑛九 裸婦 1935(昭和10)年頃 インク・紙 18.5×22.5  
瑛九 人物 1935(昭和10)年 インク・紙 22.5×18.5  
瑛九 渡り鳥 1957(昭和32)年 リトグラフ・紙 42.5×27.5  
瑛九 シルク(サーカス) 1957(昭和32)年 リトグラフ・紙 26.5×18.5  
瑛九 作品 1935(昭和10)年頃 インク・紙 25.0×23.8  
麻生三郎 1979(昭和54)年 鉛筆・紙 65.3×50.3  
麻生三郎 子供 1965(昭和40)年 水彩・紙 33.0×24.0  
松本竣介 風景(三角屋根の家) 1948(昭和23)年頃 インク・紙 22.0×29.5  
松本竣介 1947(昭和22)年 インク・紙 36.5×24.5  
松本竣介 建物 1947(昭和22)年頃 油彩・板 37.9×45.5  
松本竣介 風景 1946(昭和21)年 インク、コンテ、鉛筆・紙 24.0×34.0  
松本竣介 1946(昭和21)年 インク・紙 24.0×28.0  
村井正誠 1973(昭和48)年 コンテ・紙 65.5×49.5 作者寄贈
村井正誠 作品 1974(昭和49)年 水彩、コンテ・紙 65.0×50.3 作者寄贈
菅井汲 無題 1959(昭和34)年 水彩、 墨・紙 63.0×48.0  
菅井汲 青のインキ 1962(昭和37)年 リトグラフ・紙 72.5×53.5  
菅井汲 ブロンズ 1963(昭和38)年 リトグラフ・紙 72.0×54.0  
浅野弥衛 作品(黄・紫) 1964(昭和39)年 油彩・キャンバス 72.5×91.0 小嶋千鶴子氏寄贈
浅野弥衛 作品 1975(昭和50)年 油彩・キャンバス 90.9×90.9  
浅野弥衛 無題 1987(昭和62)年 油彩・キャンバス 65.2×91.0  
長谷川潔 版画集「ポートレート」   1963(昭和38)年 銅版画・紙 33.0×25.5  
高松次郎 『版画集 水仙月の四日』より「日暮れを待たず雪婆んごがやってきた」 1984(昭和59)年 シルクスクリーン・紙 56.5×76.5  
高松次郎 『版画集 水仙月の四日』より「空に舞う雪の化生たち」 1984(昭和59)年 シルクスクリーン・紙 56.5×76.5  
高松次郎 『版画集 水仙月の四日』より「雪は夜じゅう降って降ったのです」 1984(昭和59)年 シルクスクリーン・紙 56.5×76.5  
高松次郎 『版画集 水仙月の四日』より「赤毛布の少年を封じこめる吹雪」 1984(昭和59)年 シルクスクリーン・紙 56.5×76.5  
難波田龍起 創生 A 1961(昭和36)年 油彩・キャンバス 97.0×130  

 

作者名 作品名 制作年 材料 寸法
シャガール、マルク 荷車を引くロバ 1914年 鉛筆・紙 10.7×16.1
シャガール、マルク 水浴 1925年 インク・紙 11.0×10.3
シャガール、マルク 水夫と女 1925年 インク・紙 10.3×10.6
シャガール、マルク 男と女 1908-25年 インク・紙 14.2×10.7
シャガール、マルク 働く男 1908-25年 インク、鉛筆・紙 13.4×8.7
ピカソ、パブロ ふたつの裸体 1909年 ドライポイント・紙 13.0×11.0
ニコルソン、ベン 静物 1955年 オイルウォッシュ、鉛筆・紙 31.0×37.5
ジャコメッティ、アルベルト 壜のあるアトリエ 1957年 リトグラフ・紙 40.2×56.5
ジャコメッティ、アルベルト 1928-1963のルネ・シャールの作品目録より 1964年 エッチング・紙 15.0×9.8
ジャコメッティ、アルベルト 1965年 エッチング・紙 16.5×12.0
ジャコメッティ、アルベルト 室内の人物 1965年 リトグラフ・紙 66.2×50.2
ムーア、ヘンリー 版画集『ストーンヘンジ』より 8点 1971-73年 リトグラフ、エッチング・紙 45.8×58.4
キルヒナー、E.L. ダヴォス近郊の小屋 制作年不詳 クレヨン・紙 25.7×34.3
キルヒナー、E.L. フェルトマインの灯台 1912年 鉛筆・紙 33.7×43.4
ペヒシュタイン、マックス 船員 1919年 水彩、コンテ・紙 35.3×46.0
ノルデ、エミール ハンブルク港 1910年 エッチング、アクアチント・紙 30.5×40.5
ノルデ、エミール 引き舟 1910年 エッチング・紙 19.8×27.9(紙38.0x48.9)
ミロ、ジョアン 岩壁の軌跡  より4点 1967年 エッチング、 アクアチント・紙 各58.5×92.5
チリーダ、エドゥアルド 重力 CH-91/GT-56 1991年 インク・紙、糸、切込 28×20
チリーダ、エドゥアルド エルツ(縁) 1988年 エッチング・紙 94.6×67.9

 

2階ギャラリー 特集展示 中谷泰 挿絵原画(2009年度新規収蔵品展示)

 2階ギャラリーでは、中谷泰の挿絵原画と挿絵が掲載された童話集をご紹介いたします。
 『文芸童話集』は、『世界少年少女文学全集』の30巻として1953(昭和28)年に創元社より出版されました。この童話集には、森鴎外(もり おうがい、1862年−1922年)や芥川龍之介(あくたがわ りゅうのすけ、1892年−1927年)ら17名の作家による物語が収録されています
 また、稗田一穂(ひえだ かずほ、1920年−  )、脇田和(わきた かず、1908年−2005年)、中谷泰(なかたに たい、1909年−1993年)の3名の画家による挿絵が掲載されています。
 中谷泰が手がけたのは、以下の物語の挿絵です。

鈴木三重吉 「少年駅伝夫」、「湖水の鐘」
豊島与志雄 「エミリアンの旅」、「山ねこルル」
宇野浩二 「春をつげる鳥」、「雪だるま」
小川未明 「赤いろうそくと人魚」、「野ばら」、「港に着いた黒んぼ」、「月夜とめがね」
浜田広介 「五匹のやもり」

中谷泰(なかたに たい、1909年-1993年)
1909(明治42)年、三重県松阪市に生まれる。
本名は中谷泰一。春陽会、日本アンデパンダン展、平和美術展などに出品。日本美術会役員、東京藝術大学教授などを歴任した。
戦前から挿絵も手がけ、1940年の坪田譲治の児童文学『善太と三平』の挿絵を皮切りに、戦後も多く手がけている。
また、絵本作家のいわさきちひろに油絵を指導したことでも知られている。

 

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作者名 作品名 制作年 材料 寸法
中谷泰 山ねこルル 1953(昭和28)年頃 インク、淡彩・紙 10.3×17.4
人魚と赤いローソク 1953(昭和28)年頃 インク、淡彩・紙 9.9×13.6
五ヒキのヤモリ 1953(昭和28)年頃 インク、淡彩・紙 10.4×13.6
少年駅傳夫 1953(昭和28)年頃 インク、淡彩・紙 13.6×19.8
港についた黒んぼ 1953(昭和28)年頃 インク、淡彩・紙 19.8×10.5
雪だるま 1953(昭和28)年頃 インク、淡彩・紙 13.6×14.1
赤いろうそくと人魚 1953(昭和28)年頃 インク、淡彩・紙 19.8×12.1
春をつげる鳥 1953(昭和28)年頃 インク、淡彩・紙 9.8×13.6
月夜とめがね 1953(昭和28)年頃 インク、淡彩・紙 9.8×13.6
野バラ 1953(昭和28)年頃 インク、淡彩・紙 13.6×19.7
港についた黒んぼ(ラストシーン) 1953(昭和28)年頃 インク、淡彩・紙 13.7×19.8

 

2階ロビー

作家名 生没年 作品名 制作年 材質
石井 厚生 1940- 時空―145 2003(平成15)年 煉瓦
マルコ、アンヘレス 1947- 高速道路(連作「通行」) 1987年 鉄、アスファルト、脂

 

エントランスホール

ザッキン、オシップ
1890-1967 ヴィーナスの誕生 1930年 ブロンズ 岡三証券寄贈
多田美波 1924- 1982(昭和57)年 テラコッタ・ステンレス板  
江口週 1932- ふたたび翔べるか−柱上の鳥 1988(昭和63)年  

 

屋外、中庭

マンズー、ジャコモ
1908-1991 ジュリアとミレトの乗った大きな一輪車 1973年 ブロンズ 百五銀行寄贈
元永定正 1922- 椅子 2002(平成14)年 陶器 作者寄贈
石井 厚生 1940- 時空―166  2005(平成17)年 煉瓦、モルタル他  
井上武吉 1930-1997 my sky hole 82 1982(昭和57)年 鉄,ステンレス・スティール  
田畑進 1944- NOKOSARETA-KATATI 1982(昭和57)年 ステンレス・スティール, 黒御影石  
湯原和夫 1930- 無題 No.8-82 1982(昭和57)年 鉄, ステンレス・スティール  
井上武吉 1930-1997 my sky hole 85-6 1985(昭和60)年  
梶滋 1951- 円柱とその周辺 1986(昭和61)年 アルミニウム  
八ツ木のぶ 1946- 象と人(異邦の夢) 1988(昭和63)年 ステンレス・スティール、ウレタン彩色  
番浦有爾 1935- 1990(平成2)年 ブロンズ(台座は白御影石)  
多田美波 1924- 作品 91 1991(平成3)年 ステンレス・スティール  
松本薫 1952- Cycle−90° 1992(平成4)年 ステンレス・スティール  
石原秀雄 1951- 暗室の王 1994(平成6)年 白御影石  

 

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