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ごあいさつ

 このたび,三重県立美術館では,(財)岡田文化財団との共同主催で三重県松阪市出身の日本画家・宇田荻邨の没後3年を記念して,初期から晩年に至る100余点の作品により,荻郁の画業を回顧する「宇田荻邨展」を開催することになりました。

 宇田荻邨は,明治29年松阪に生まれ,伊勢の画家中村左洲に手ほどきを受けた後,大正2年上洛して菊池芳文,契月に師事,大正8年の第1回帝展に「夜の一力」で初入選を果してデビューし,以後も帝展・新文展・日展などを舞台に活躍を続け,京洛の四季を清爽な筆致で描いた数多くの作品を遺して,昭和55年1月に83歳でなくなりました。

 本展覧会は,三重県立美術館にとりまして三重にゆかりの深い作家を対象とした最初のものでもあり,初公開の作品も数点出陳することができました。この展覧会を通じまして,郷土出身の画家・荻邨の芸術に対する理解がより一層深まることを念願する次第であります。

 最後に,本展開催に当り,貴重な作品を快く御出品いただきました各美術館・所蔵家のみなさま,並びに御協力をたまわりました関係各位に厚くお礼申し上げます。

1983年3月

三重県立美術館
(財)岡田文化財団

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