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ごあいさつ

 (財)岡田文化財団は、1980年(昭和55)2月、三重県における文化の振興発展に寄与することを目的に設立、三重県立美術館への美術作品寄贈および展覧会活動への支援などを主な柱として活動を続けてきました。

 1982年(昭和57)度には、優秀な芸術家の表彰と新進芸術家育成を支援するために、岡田文化財団賞および岡田文化財団新人奨励賞が設定されました。

 これら2賞は、1983年(昭和58)に(財)岡田文化財団の後援により三重県立美術館で開催された「現代美術の新世代展」に際して初めて贈呈され、その後は、三重県美術展覧会、1987年(昭和62)からは津市美術展覧会、1989年(平成元)からは四日市市美術展覧会、1990年(平成2)からは伊勢市美術展覧会、久居市美術展覧会においても岡田文化財団賞が毎年贈呈されるようになりました。

 三重県美術展覧会での岡田文化財団賞は、1983年(昭和58)開催の第35回展以来10年が経過し、1992年(平成4)に開催された第44回展までに、各部門あわせて55名の新人作家の方々がこの賞を受賞されました。

 そこで、このたびの展覧会は、これまでの受賞作品と受賞作家による近作とを展示して、三重県美術展覧会における岡田文化財団賞の10年を振り返り、受賞者たちの今後の活躍を期待するとともに、三重の新人作家たちによる造形の動向を紹介しようとするものです。

 三重県美術展覧会は、三重県立美術館で開催されるようになってから、再活性化をめざして、県外審査員の招請、招待制度の廃止、審査の公開という他県でもあまり例のない新しい試みを導入し、そうした改革の影響もあってか、近年では、各部門にわたって若い世代の作家たちによる斬新な表現の作品が多数応募されるようになりました。今回出品される作品も、そうした三重県美術展覧会に見られる新しい傾向を反映しているものと思われます。

 最後に、展覧会開催に快くご協力いただきました出品作家、ご所蔵者の皆様、ご後援いただきました三重県教育委員会、中日新聞社、および関係各位にあつくお礼申し上げます。

1993年(平成5)1月

(財)岡田文化財団
理事長 岡田卓也

三重県立美術館
館 長 陰里鐵郎

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