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あいさつ

 県民待望の三重県立美術館が偕楽公園に隣接する豊かな緑にめぐまれた環境の地に建設され,ここに開館の運びとなりました。ここに至るまでの関係各位の美術館に対する深いご理解と県民の皆様の暖かいご支援に深く感謝申し上げます。

 わたくしは,この三重県立美術館が古くかつ豊かな歴史的風土にはぐくまれた本県の芸術文化をさらに活性化する拠点としての役割を果たすとともに,県内外の美術関係者を始め一般の方々に対して広く開かれた美術館となることを願っております。

 今回の開館を記念し企画された「サンパウロ美術館展」は,日本にもつよい影響を与えたフランス印象派の作品をはじめ,わたしたちにもなじみ深いルネサンス以後のヨーロッパの各国の巨匠たちの作品によって構成されており,これらの作品を,近世から現代に至るヨーロッパ絵画の流れを正しく把握できるよう系統的に展示しております。

 これら巨匠たちのすぐれた芸術作品は,わたくしたちを豊かで奥のふかい美の世界へ導いてくれることと確信いたしております。

 また明年は三重県とサンパウロ州の姉妹提携が結ばれてから,ちょうど10年目にあたりますが,ブラジル現代絵画をふくむ今回の展覧会は,国際的な文化交流活動としても,まことに意義深いものと存じます。この展覧会はわたくしたちの三重県立美術舘の開館冒頭を飾るにふさわしいものであると自負している次第であります。

 この機会に県民の皆様が直接優れた美術作品に接し,美に親しみながら,心を豊かにしていただくことができますなら,まことに喜ばしいことと存じます。また,この展覧会を通じて,日本とブラジルの文化交流がより一層深まることを望んでおります。

 終りに,このたびのサンパウロ美術館展開催のため,数多くの貴重な所蔵品を心よくご貸与いただきました,サンパウロ・アシス・シャトーブリアン美術館をはじめブラジル政府,駐日ブラジル大使館,サンパウロ州政府の各位のご厚意に,厚くお礼を申し上げる次第であります。


三重県知事   田川亮三

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