システミック・ペインティング (Systemic Painting)
1966年グッゲンハイム美術館で開催された同名の展覧会に由来し,同展の組織者L・アロウェイがミニマル・アートの一傾向を説明すべく使った言葉である。システミックの中心概念は,幾何学的な基本形態を繰り返して「一つのイメージ」を生み出すということにあり,K・ノーランドの「シェブロン」,A・ラインハートの「十字形」,ドーニングの「格子状構造」などがその実例としてあげられている。
合体版インデックス 穴だらけの用語解説集
美術館 > 刊行物 > 展覧会図録 > 1987 > 用語解説/システミック・ペインティング 大原美術館所蔵品展-20世紀・世界の美術-図録
1966年グッゲンハイム美術館で開催された同名の展覧会に由来し,同展の組織者L・アロウェイがミニマル・アートの一傾向を説明すべく使った言葉である。システミックの中心概念は,幾何学的な基本形態を繰り返して「一つのイメージ」を生み出すということにあり,K・ノーランドの「シェブロン」,A・ラインハートの「十字形」,ドーニングの「格子状構造」などがその実例としてあげられている。
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