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美術館 > 刊行物 > 展覧会図録 > 1987 > 用語解説/ミニマル・アート 大原美術館所蔵品展-20世紀・世界の美術-図録

ミニマル・アート (Minimal Art)

ミニマル・アート(最小限芸術)は1960年代後半にアメリカ美術にみられた一つの傾向。1950年代の抽象表現主義の主観的表現を否定し,イリュージョンや個人的感情,ニュアンスといったものを排して匿名的な形体や構造をもった,それ自体の事物性以外の何ものをも表現しない彫刻や絵画を指す。それらは,個人的な手わざの痕跡を避けるため無機的な素材感を有しており,作品のアイデア,プランが決定したら機械的なプロセスのもとで制作される。代表的作家にフランク・ステラ,ソル・ルウィット,ドナルド・ジャツドらがあげられる。

合体版インデックス 穴だらけの用語解説集

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