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あいさつ

地中海に面したエジプト,シリア,トルコ,ギリシア,イタリア半島の諸地域さらにはキプロス,クレタ,キクラデスといった地中海にうかぶ島々には早くから文明がひらけ,各々特色ある美術作品がうみだされるとともに,諸地域の相互交流のなかで様々な造型活動が展開されてきました。

この展覧会は,三重大学において地中海学会が開催されるのを機に,こうした地中海諸地域で展開された多様で豊饒な美術の一端を,紀元前5000年頃の彩文土器から17世紀のマイヨリカ陶器まで,日本の各処に所蔵されている土器・陶器・ガラス器を中心に紹介しようと企画いたしました。また地中海やシルクロード,さらには日本の古仏と文明の源を精力的に尋ねつづけてこられた写真家・並河萬里氏のご協力により,同氏撮影の地中海諸地域の遺跡写真もあわせて展示いたします。地中海世界の同一性と差異とが,よりご理解いただけるものと思います。

本展開催にあたり,本展趣旨をお汲み取りの上,貴重な作品を快く出品くださいました全国各地の美術館,博物館,図書館,個人所蔵家の皆様,ならびに暖かいご支援を賜りました関係各位に,厚くお礼申しあげます。

1986年6月

三重県立美術館
(財)岡田文化財団

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