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ごあいさつ

三重県立美術館では、平成7年度より「三重の子どもたち展 発見!わたしの村 わたしの町」を開催してきています。私たちの社会はさまざまな情報、雑多な価値観にあふれ子どもたちを取り巻く環境は必ずしも整っているとは言えません。この展覧会は、こうした中で、子どもたちが豊かな感性を磨き、自分たちのまわりの人々、町、そこでの生活、自然、歴史などを見直し、新たな発見をしてほしいとの、期待のもとに開かれているものです。

第7回となる今回は、第1部・生活の現場から、第2部・教育の現場からのほかに、特別企画として、「子ども美術館」ワークショップから、の3つで構成されています。

第1部は、宮川河川敷で、「リバーランドを作ろう」をテーマとした、「御薗すてき発見ワークショップ」での成果が展示されています。御薗村在住の小・中学生26人によるワークショップは、宮川と御薗村の人々との深い繋がりを歴史的、地理的特徴をふまえた上で、自然との共生を考えたものでした.宮川で見つけてきたいろいろな石を木の枝や糸で結んで、お守りを作ったり、大きな木や竹を組み合わせて、橋、いかだ、すべり台、ぶらんこなど、自分たちが考えて制作し、最後にはそれらで楽しく遊びました.制作現場と美術館内では、環境がまったく異なりますが、楽しそうだった子どもたちの雰囲気が感じられればと思います。

第2部は、県内の幼稚園、保育園から中学校までの子どもたちが制作した作品による展示です。ここに陳列される作品は、子どもが自分の生活や身の回りに目を向け、見つめ直すことによって、さまざまな驚きや発見が生き生きと表された作品、地域の伝統文化や自然、身近にある素材、遊びへの関心、自分の夢や独自の色、形を追求した表現などです。立体作品などが、会場いっぱいにあふれるような展示が行われるようですので楽しみです.

今回はまた、特別企画として美術館で行われたミニワークショップ「何がおこるかわからない!とくべつスペシャルそうさくひろば」での創作品も展示されます。絵の具を流したり、足で描いたり、いろいろな方法で描いた作品や、自分の顔を型にとった怖い顔のマスクなどです.いずれも小学生による作品で、楽しみです。

最後になりましたが、ワークショップおよび本展開催にあたりまして、数多くの方々の熱心なご協力をいただきました。関係者の方々、参加していただきました子どもたちに厚くお礼申し上げます。

2002年2月

三重県立美術館長 白石和己

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