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ごあいさつ

「三重の子どもたち展 発見!わたしの村 わたしの町」の第5回展を開催いたします。例年のとおり、第1部〈生活の現場から〉、第2部〈教育の現場から〉で構成しています。

今年度のワークショップは鈴鹿市での「風と遊ぼう!ウェルカムフラッグ!!−日本中にはためかせたい鈴鹿のリズム」と、阿山町での「土つちワールド阿山−ふれる・感じる・つくる〈まち〉」の2回開催されました。

鈴鹿市でのワークショップは、鈴鹿市寺家の幼稚園で、型染めで模様を染めるための、型紙のデザイン作りからはじまって、自分で染め上げた旗を持って町を歩くパフォーマンスも行いました。地元は伊勢型紙の伝統工芸が発達しているところであり、それについても、学ぶことが出来たようです。阿山町では土を使った造形を楽しみました。ここは伊賀焼の産地であり、ここでも地元の陶土の特色を生かしたワークショップでした。共同で大きな作品をつくったり、個人が土を使って思い思いの形を作ったり、野焼きをしたり、専門家に土のいろいろな性質を聞いたりしました。

いずれの場合も、実行委員会が組織され、地元の方々が加わって積極的に協力してくださり、さらにボランティアの方々も参加して、豊かな内容のワークショップになったと思います。制作の過程を見ていると、大胆さ、慎重さ、繊細なものありと、個性が感じられ、また、作業が始まると子どもたちが皆、すぐに楽しそうに、一生懸命に取り組んでいる様子は、個性的で非常に魅力的に感じられました。これらニカ所での子どもたちの作品が、子どもたちも参加してどのように展示されるのか楽しみです。

また、第2部〈教育の現場から〉は県内の幼稚園・保育園から中学校までの子どもたちが制作した作品が陳列されます。学校教育の現場においても、それぞれさまざまなテーマを設けて、個性を尊重した熱心な教育が行われていることと思います。今回も個人制作や共同作業による作品など、自分たちの住む町や村の生活、自然、伝統など、自らを取り巻くさまざまな環境や自分の未来、希望などを自由に形にして表した作品です。

最後になりましたが、ワークショップおよび本展開催に当たり、数多くの方々の方々の熱心なご協力をえました。関係者の方々、そして参加していただいた子と海たちに厚くお礼申し上げます。

2001年3月

三重県立美術館長 白石和己

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