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ごあいさつ

太平洋に浮かぶ“美の殿堂”ともいえるハワイのホノルル美術館の名品の数々をご紹介する「ホノルル美術館展−ヨーロッパ、アメリカ近代絵画の100年」を開催いたします。

常夏の楽園として世界中の人々から愛されているハワイには、多くの民族が隣り合わせに暮らしています。1810年にカメハメハ大王によって統一されたハワイ王国は近代化の流れの中で、アメリカ本土や日本、中国などのアジアからの人々を受け入れてきました。隣人が異なる文化や背景をもつハワイは、まさに東西文化の接点と言うことができるでしょう。

ホノルル美術館は1927年、地元在住のアンナ・ライス・クック夫人が収集した個人コレクションをもとに創立された美術館で、ハワイで唯一の総合美術館として多くの市民や観光客に親しまれています。ヨーロッパやアメリカ、中国、日本、アフリカなど3万4千点にものぼるコレクションは世界的に高い評価を得ています。本展は同館の充実したコレクションの中から、19世紀から20世紀のヨーロッパ、アメリカなどの油彩、水彩、デッサンなどを日本で初めて一堂に紹介するものです。

ヨーロッパ部門では、ドラクロワに始まり、モネやセザンヌなど印象派の画家たち、さらにゴッホやゴーギャン、ピカソ、デ・キリコ、ムーアらの作品によって、近代絵画の展開をたどることができます。アメリカ部門では、カサット、ホイッスラー、サージェント、オキーフ、アメリカで活躍した国吉康雄らの作品が出品されます。雄大な自然に取材した風景画から、現代社会を映した作品までをお楽しみください。また、ハワイの風俗や美しい自然を描いた作品も出品されます。

これだけの作品がまとめてハワイから海外に貸し出されるのは初めてのことです。本展が皆様にヨーロッパとアメリカの近代美術を鑑賞していただく機会となり、また、ハワイの文化の一端に触れていただく機会となれば幸いです。

本展の開催にあたり、貴重な作品を貸して下さり、全面的なご協力をいただきましたホノルル美術館、ならびに、ご支援、ご協力いただきました関係者の皆様に心より御礼申し上げます。

2000年

主催者

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