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ごあいさつ

古来,一衣帯水の地にある中国の文化がわが国文化の形成・発展に大きな影響を与えてきたことは言を俟ちません。

今回ご紹介申し上げます中国蘇州桃花塢の年画は華北楊青柳の年画と並び,年々歳々,旧正月に,長寿,多産また五穀豊穣を祈る中国民衆の生活感情に根ざす中国民俗絵画のひとつの流れを代表するものであり,その華やかな色彩感覚,奔放な筆致,躍動する造形力により,その最盛期であった清代中期,わが国の浮世絵に大きな影響を与えてきました。

1982年国際交流基金が中国展覧公司のご協力を得て,北京,重慶,広州,上海の都市で実施いたしました「日本版画」展の交換展としまして,今回実施しました本展は,明,清より現代に至る蘇州桃花塢の木版年画400年の全容を紹介する本邦初の企画であり,今後の日中両国の相互理解を一層深め,両国の友好関係を一段と促進することは疑いありません。

この展覧会を実現するにあたり,中国展覧公司はじめ関係諸機関よりの好意あるご協力をいただきましたことに対し,深甚の謝意を表するものであります。

1984年3月

国際交流基金
三重県立美術館
群馬県立近代美術館
神戸市立博物館
いわき市美術館
福岡市美術館
(開催順)

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