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ごあいさつ

このたび三重県立美術館と,岡田文化財団では,明治から昭和に至る多彩な日本画の歩みを回顧・展望する「近代日本画の歩み展」を開舘一周年記念展として開催することになりました。

周知のように,江戸時代以前の日本の絵画史は,主として隣国・中国の絵画から大小様々な影響を受け、日本の自然や風土に根ざした古典の名にふさわしい数多くの名作を私達に遺してくれました。ところが,明治という激しい変革の時代を迎え,西洋絵画の技法と芸術観が大きな潮流として押し寄せると,日本の絵画は従来見られなかった新たな歩みを踏み出すことになりました。そして,自ら西欧に留学する画家も数多く現われ,中国や日本の古典学習の上に,西洋美術研究の成果も取り入れて,日本古来の素材を用いた,いわゆる「日本画」というジャンルの中で,近代感覚あふれる数多くの傑作がうまれました。

今回の展覧会では,そうした明治から昭和に至る日本画の流れを回顧することを目的に,主要画家56名を選び,その代表作112余点を展示することに致しました。

この展覧会開催にあたり,貴重な作品の出品をこころよく御承諾いただいた所蔵者各位,ならびに御協力をいただいた関係各位にあつく御礼申し上げます。

1983年9月

三重県立美術館
岡田文化財団

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