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ごあいさつ

ロシアの旧都サンクト・ペテルブルグのネヴァ河畔に建つエルミタージュ美術館は、世界各地の優れた美術品・考古資料を所蔵していますが、とりわけルネサンスから20世紀初頭にかけてのヨーロッパ絵画は質、量ともに世界に誇るものとして、多くの人々に親しまれています。

私たちは、このエルミタージュ美術館のヨーロッパ絵画をテーマ別に分けて、わかりやすく紹介する企画をたてました。1993年には「イタリア ルネサンス・バロック絵画」をテーマに据え、以後1994年の「フランス バロック・ロココ絵画」、1995年の「19−20世紀フランス絵画」と開催してまいりました。

本年の「エルミタージュ美術館展 16−19世紀スペイン絵画」はシリーズの最終回となります。

15世紀末に統一国家となったスペインは、16世紀にはいると「太陽の沈むことのない国」といわれるほどの繁栄を誇りました。続いて美術の面でも16世紀後半から17世紀全般にわたる約150年間は“黄金時代”と呼ばれ、多くの巨匠が活躍しました。

本展でもこの“黄金時代”を中心に据え、16世紀のファン・デ・フアネス、モラーレス、サンチェス・コエーリョ、エル・グレコ、17世紀前半のリベーラ、スルバラン、ベラスケス、17世紀後半のムリーリョ、18世紀末のゴヤなどスペイン絵画の名だたる巨匠の油絵50点・版画50点の計100点が出品されています。特に版画は、ゴヤの数多い作品から精選された50点が展示されています。

スペイン本土以外では最も充実していると言われるエルミタージュ美術館のスペイン絵画コレクションが、これほどまとまって国外に出るのは初めてのことです。この機会にスペイン美術の“黄金時代”を十分ご堪能いただきたいと思います。

本展ならびにこれまでの展覧会開催にあたり、多大なご尽力を賜りましたピオトロフスキー館長および数多くのエルミタージュ美術館の館員の皆様、ご後援を続けてくださいました外務省、文化庁、ロシア大使館、ならびにご協賛、ご協力いただきました関係各位に、心から感謝申し上げます。

主催者

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