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美術館 > 刊行物 > 学芸室だより > 新聞連載 > 2007年新年のごあいさつ 井上隆邦 学芸室だより

2007年新年のごあいさつ 井上隆邦

新年明けましておめでとうございます。

 今年は美術館が開設されて25周年目にあたります。これを機に、これまでに蓄積してきたノウハウや経験を活かし、また時代の流れも踏まえつつ、事業の更なる充実を計りたいと考えています。特に今年は、25周年という区切りの年でもありますので、多彩な企画展を実施すべく準備をすすめています。この4月には記念事業として”シャガール展”を開催します。日本人に根強い人気の、シャガールの名品の数々をご堪能頂く予定です。また、秋には”近代日本の彫刻展”を開催の予定です。近代日本の彫刻の発展過程を辿る展覧会です。この種の試みは、前例が殆どなく、学術的な観点からも注目を集めることと思います。更には明春、大型の液晶パネルを多数活用した現代美術展も計画しています。第一線で活躍中の、国内外の現代美術家14名による展覧会で、当館、大阪の国立国際美術館、東京の写真美術館の3館が共同して準備を進めています。美術の最先端をご披露する企画展です。

 今年も、魅力的な事業展開を心がけたいと考えておりますので、引き続きご愛顧、ご支援の程よろしくお願いいたします。新年にあたり、皆様方のご健勝を祈念し、ご挨拶といたします。

2007年1月

三重県立美術館
館長 井上 隆邦

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