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館蔵品によるスペイン現代美術の一相

2001年1月4日(木)−2月12日(月) 三重県立美術館県民ギャラリー
作家名 生没年 作品名 制作年 材質 備考
ナティビダー・ナバローン (1961- ) 私のからだ:鎮痛と恐れ(パートIII)

 

あなたが私をかばう時、私は安心して休む
1997 ミクストメディア  
ミケル・ナバッロ (1945- ) 歩哨都市 1993-97 アルミニウム、亜鉛  
カルメン・カルボ (1950- ) 厨房 1994 ミクストメディア、セメント、ガラス  
アルフォンソ・サンチェス・ルビオ (1959- ) エンジョイ・ゴルゴタ 1989 ミクストメディア・布 大山一行氏寄贈
アルフォンソ・サンチェス・ルビオ (1959- ) 苦み   ミクストメディア・布 大山一行氏寄贈
アルフォンソ・サンチェス・ルビオ (1959- ) DC III   ミクストメディア・紙 大山一行氏寄贈
アルフォンソ・サンチェス・ルビオ (1959- ) 無題   ミクストメディア・布 大山一行氏寄贈
アンヘレス・マルコ (1947- ) 高速道路(連作『通行』) 1987 鉄、脂  
ホセ・サンレオーン (1953- ) 黒い十字 1996 シルクスクリーン、エナメルシート・板  
ホセ・マリア・シシリア (1954- ) 衝立・小さな花々 V 1998 油彩、蝋、紙・板  
ホセ・マリア・シシリア (1954- ) 蜜蜂の巣箱 III 1993 蝋、ミクストメディア  
ホセ・マリア・シシリア (1954- ) 衝立・小さな花々 IV 1998 油彩、蝋、紙・板  
ラモーン・デ・ソト (1942- ) 沈黙の建築 IV 1997  
ラモーン・デ・ソト (1942- ) 通行の階段 1997  

 三重県立美術館では、スペインのバレンシア州と三重県の友好提携を機に、ささやかながら、スペイン美術のコレクションを形成してきました。今回はその内、バレンシアの作家を中心に、1980年代以降のスペイン美術を展示します。

 ピカソミロダリらが切り開いたスペインの前衛的な表現の系譜は、内乱(1936−39〉を経て、フランコ政権(1939−75)下にあっても、タピエスチリーダをはじめとする作家たちによって展開されてきましたが、それが新しい世代の輩出とともに国際的な市場に躍りでたのが、1980年代のことでした。今回展示する作家たちはおおむね、そうした世代に属しています。

 そこではたとえば、都市(ナバッロ、マルコ、サンレオーン)、女性の身体〈ナバローン)、建築空間(ソト)、美術史上の主題(カルポ)、自然の形成作用(シシリア、ルビオ)など、さまぎまにアクチュアルな主題が、さまぎまな角度からアプローチされています。それでいてこれらの作品は、単に観念の絵解きで終わることなく、素材となる物質と緊密な対話を交わすことによって、静謐さに浸された中、それぞれが独自の存在感を放たずにはいません。

 そしてここに、ムリーリョゴヤなどから受け継がれたスペインの伝統と、今日の日本とも無縁ではなかろう現在のスペインの状況とが、交差するさまをかいま見ることができるのではないでしょうか。

会場風景

会場風景

会場風景

会場風景

100の絵画・スペイン20世紀の美術―ピカソから現代まで―(1991)

エルミタージュ美術館展―16−19世紀スペイン絵画 エル・グレコ、ベラスケス、スルバラン、ムリーリョ、ゴヤ…巨匠の時代―(1996)

 

<移動>−バレンシアの7人展(1997)

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