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Tsu Family Land 浅田政志写真展ふりかえり

三重県立美術館にして大胆な展覧会−そのような声が多く届きました。それもそのはず、30歳若手作家のワンマンショーを、しかも春の展覧会シーズンに行うのは当館始まって以来のことでした

 

開催が決定し美術館スタッフとの初顔合わせとなったのがオープン8ヶ月前。草履で登場した彼は、初めての大規模個展に戸惑いながら、何度も展示室の中をペタペタと歩きまわり構想を練っていました。そして、それからというもの、彼は展示室の大きさに合わせるかのように大変な勢いで新作に取り組みました。

 

幸運なことに、兄夫婦に赤ちゃんが産まれ、被写体としてようやく参加できる時期になり、かたや全国から応募のあった家族のもとへ訪れ「なりきり写真」を創作する《みんな家族シリーズ》がまとまった点数になっていました。そして、彼は展覧会準備期間中当館で開催していた「大橋歩展」「子どもアートinみえ」展に刺激を受けたのか、写真以外のさまざまな仕掛けをも考案しました。Rickと名づけられた巨大マスコット人形、三重県の形をしたステージ「MIE STAR BOWL」、津の風景に囲まれた黄色いライトハウス内での写真展示、地元特産物と提携したオリジナルグッズの販売等々…。結果としてさまざまな人が展覧会準備に携わり、それぞれが能力以上の要求に応えるかたちとなりました。

 

さらに、期間中数多くのイベントを開催したことも特筆すべきところです。中でも、歌謡劇団「大正浪漫一座」の後援は、ベテラン役者陣に浅田さんも加わり、会場が一体となって歌や踊りが展開されました。

 

全体を通して彼が表現したかったのは何だったのか。今思えば、写真を撮る楽しさ以上に「愛する三重の海や土っぽい匂い」だったような気がしてなりません。(Ty)

会場写真

会場写真


大正浪漫一座公演

大正浪漫一座公演

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