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美術館 > 刊行物 > HILL WIND > Hill Wind (vol.11~24) > HILL WIND 22号(2009年7月)

HILL WIND 22号

 

「部屋中を狂人の様にしたい」と晩年の佐伯祐三は友人に告白した。もっと魂を解放したい、今の自分には気づかない潜在能力を引き出したい。美術家に限らず、創造しつづける人間であればこうした願望は必ず持つものだろう。ただ、佐伯が念頭に置いていたであろうゴッホにしろ、当時の佐伯にしろ、彼らの表現のなかには、冷静な判断、計算された絵画の組み立てがなされていることは見逃せない。(Ty)

 

表紙の作品:菊池契月《麗人》(部分) 1939年 個人蔵
企画・編集・発行:三重県立美術館[禁・無断転載]
デザイン:豊永政史 原稿末尾のイニシャルについては右記のとおり。井上隆邦(It)毛利伊知郎(Mi)伊藤亮子(Ir)石崎勝基(Ik)田中善明(Ty)道田美貴(Mm)生田ゆき(Iy)原舞子(Hm)

2009年7月30日発行 表紙
道田美貴 「生誕130年記念 菊池契月」
毛利伊知郎 「元永定正展」
石崎勝基 「柳原義達記念館・展示室Bの特集展示」
井上隆邦 「南伊勢で始まった現代美術の“胎動”」
※この記事は2009年7月30日発行「Hill Wind 22」に掲載されたものです。
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