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元永定正展

2009年4月11日(土)〜5月31日(日)

 

元永定正さん(1922〜  )は、私たちにとって最も親しい作家の一人です。この「親しい」という言葉には、元永さんが三重県の出身で、この美術館にも作品が収蔵されていて、作品に接する機会が多いという意味もありますが、フランクで大らかな人がらが感じられる作品が、私たちに親しみを抱かせるという意味も含まれています。

 

4月の元永定正展は、「集大成の個展を開きませんか」とお願いをして、半世紀以上に及ぶ元永さんの全貌を紹介しようというものです。1922年生まれの元永さんは、今年11月に満87歳の誕生日を迎えます。今年も三重の他、東京や新潟、倉敷などの美術館で展覧会が開催される他、大がかりなインスタレーションも計画されるなど、多忙な毎日を送っておられます。

 

元永さんの本業は抽象絵画の制作でしょうが、その活動は多岐に渡っています。立体作品や絵本の制作、パフォーマンスなどの他、映画出演もこなし、歌のうまさはプロ顔負け、文章の筆も立つなど、多才ぶりには驚かされます。

 

元永さんは、1950年代に具体美術協会を舞台に作家としての地歩を固めました。しかし、元永さんの交遊は具体の作家たちにとどまらず、安藤忠雄、谷川俊太郎、武満徹、一柳慧、山下洋輔ら多くの異分野の作家たちにも及び、そうした交流からも多くの作品が生まれました。今回は、会期中に作曲家でピアニストの一柳慧さんを迎え、元永作品に基づく即興演奏のコンサートを行うことになりました。この展覧会では企画展示室の他に県民ギャラリーや、常設展示室と柳原記念館の一部も使用します。エントランスホールにもアッと驚くようなインスタレーションが設置される予定です。是非ご期待ください。(Mi)

 

  5.《ZZZZZ》 1971年 京都国立近代美術館 5 6.《せんかたちいろながれ》 2005年 6

 
  1. 《作品(63-14)》 1963年 高知県立美術館
  2. 《作品》 1964年 国立国際美術館
  3. 《作品(1)》 1958年 福島県立美術館
  4. 《作品》 1960年 大阪市立近代美術館建設準備室
  5. 《ZZZZZ》 1971年 京都国立近代美術館
  6. 《せんかたちいろながれ》 2005年
 

元永定正展(2009)

HILL WIND 22 「元永定正展

作家別記事一覧:元永定正

年報

1.《作品(63-14)》 1963年 高知県立美術館

1

 

2.《作品》 1964年 国立国際美術館

2

 

3.《作品(1)》 1958年 福島県立美術館

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4.《作品》 1960年 大阪市立近代美術館建設準備室

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