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美術館 > 刊行物 > HILL WIND > Hill Wind (vol.11~24) > 「教師のための鑑賞講座」 美術館ニュース Hill Wind 21(2009年3月)

「教師のための鑑賞講座」

子どもたちが美術館のことを知るきっかけは何でしょうか。遠足・社会見学・図画工作・美術での鑑賞など学校の授業がきっかけで、美術作品や美術館を知ることが多いのではないでしょうか。多くの先生方に美術に関しての興味を持っていただくことで、より多くの子どもたちが美術に触れる機会を持つことが出来るのではないだろうかと考えています。

 

しかし、美術作品について子どもたちに教えるとなると構えてしまうと考える先生もいらっしゃいます。その作品について研究されてきたことを全て知り、その価値を子どもたちに教えること、興味を持たせようとすることは難しいことです。そこで、先ずは先生自身にもう少し違った方向から鑑賞活動を楽しんでいただこうとこの講座を考えてみました

 

自分とは違う感じ方に耳を傾けその新鮮さに驚き、作品に対して改めて愛着を感じ、そしてその作品についてもっと知りたくなる、という鑑賞の流れを体験された結果、授業で活用できる何かを見つけていただけたようです。早速、参加された先生が生徒さんを連れて美術館に来てくださり、コレクション展を楽しく鑑賞されていました。(Ir)

 

「教師のための鑑賞講座」 対象:三重県内小・中・高・特別支援学校の教員

 

実施日および参加者数:
2008年8月6日『佐伯祐三展』参加者17名
2009年1月6日『山口薫展』参加者11名
2009年1月7日『〈アートカードみえ〉を使った鑑賞授業を考える』参加者36名

 

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〈アートカードみえ〉を使った鑑賞授業を考える

〈アートカードみえ〉を使った鑑賞授業を考える


山口薫展会場にて

山口薫展会場にて

※この記事は2009年3月24日発行「Hill Wind 21」に掲載されたものです。
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