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ひる・とおく

 三重県立美術館が1982(昭和57)年にオープンして以来、来年で15周年を迎える。多くの県民の期待にこたえ、コレクションの展示、企画展の開催をはじめ、数々の事業を実施し、たくさんの来館者を迎えてきた。すぐれた作品に接していただき、それぞれに満足と感動を得ていただいたことと思う。

 

 しかし、その間に施設そのものにはところどころに老朽化が目立ちはじめ、そのため、この秋から館内外の大改装を行うことになった。来春には、常設展示室、企画展示室、県民ギャラリーは壁面、床面などすっかり化粧直しをすませ、新たな顔で来館者を迎えることになるだろう。

 

 近年、美術館を取り巻く環境は大きな変化しつつある全国的に美術館が各地に建設され、整備されてきたのに加え、国際化、情報化の流れのなかで、メディアの発達により、高度な情報が早く、正確に、いつ、どこでも、誰にでも得られる時代である。三重県では先に「21世紀三重情報化社会推進プラン(仮称)」が提言された。今後、文化・芸術に関してもあらゆる情報がどんどん流されることへの期待が高まるだろう。

 

 先日も三重県立図書館の「総合目録データベースシステム」が今年度着手されるとのニュースが流れていた。このシステムを利用すれば、一度の検索で県内の図書館の所蔵する資料がすべてわかるようである。

 

 県立美術館でも一日も早く全国の美術館とのネットワーク化を図り、さまざまな美術および芸術に関する情報を利用者に提供したいものである。

 

 残念ながら、美術館ではこの情報システムの整備が大変遅れているのが現状である。そのためには、組織、人員、予算において早急な対応の必要に迫られている。特にシステムに関する専門職員の育成が急務である。

 

(西川久・次長)

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