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館蔵品から

岩橋教章[1832〜1883]『鴨の静物』

54x35a 水彩・紙 1875

 岩橋は1832年(天保3年)伊勢松坂に生まれ、測量技師、銅石版画研究家としてそのその生涯を送った。1873年(明治6年)には万国博覧会視察のため、オーストラリアのウィーンに赴き、 銅版と石版の技法を学んで翌年帰国している。この作品は、病中の見舞いにもらった鴨を逆さに吊り下げ、実物大に写生したもので、帰国の翌年(明治8年)に描かれ、数年間、海軍兵学校内に掲げられた明治初期の代表的な水彩画である。鴨や杉板の精緻な形態描写や正確な質感の表現は真に迫るものがあり、西洋絵画の写実的技法に習熟しようとする画家の沸々とした情熱を感じとることができる。

 

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岩橋教章 『鴨の静物』
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