教育普及
A.公開美術講座
美術に関わる諸問題を連続的に取り上げる公開美術講座は、次の通り開催した。
テーマ:「手仕事は生き延びられるか?」
開催月日 講座名 講師名
10.17 紙・自然・暮らし 坂本直明(紙舗「直」主人」)
10.24 メンタルワークとしての手仕事 新井淳一(テキスタイル・デザイナー)
10.31 手は考える―民芸は存在するか? 志村ふくみ(染繊家)
11.1 ウイリアム・モリスの後継者たち 藤田治彦(大阪大学文学部助教授)
11.14 建築とクラフトマンシップ 内藤廣(建築家)
B.移動美術館
「ひとのかたち」をテーマとして、次の通り開催した。
紀伊長島町 11月5日~11月8日 東長島公民館 観覧者数 826名
多気町 11月12日~11月15日 多気町文化会館 観覧者数 734名
小俣町 11月28日~12月6日 小俣町図書館 観覧者数 1,461名
C.団体解説会
1994年度も多くの団体入場者をみた。
そのなかで、希望する団体に対しては、団体解説を実施するとともに、映画「丘の上の美術館」の上映を行った。
D.日曜映画会
毎週日曜日、企画展覧会の内容にふさわしいテーマを選んで16ミリフィルムまたはビデオを上映した。
E.ミュージアム・コンサートの開催
開催日 講演名 出演者
8.29 林洋子 一人語り「コン三郎って誰?―宮沢賢治・童話の一夜」 語り=林洋子 笛とお囃子=松浦孝成
12.5 ブラックに余白を ピアノ=北住淳+北澤益美
F.ハイヴィジョンルーム・AVコーナー
ハイヴィジョンルームにおいて静止画による美術番組の上映、AVコーナーにおける来館者の自由な選択による美術番組の鑑賞等、映像システムによる情報を提供している。
G.その他
- 小中高学生の無料入館
教育活動として入館又は観覧する県内の小中高学生と引率の教職員は、無料となっている。
1998年度入館者数
全体 5,226名 うち団体 4,388名 - 県民の日記念・無料入館者
21,737名 - ワークシートの作成
各企画展開催時にワークシートを作成した。