このページではjavascriptを使用しています。JavaScriptが無効なため一部の機能が動作しません。
動作させるためにはJavaScriptを有効にしてください。またはブラウザの機能をご利用ください。

サイト内検索

美術館 > 刊行物 > 年報 > 1997年度版 > 年報1997 柳宗悦展 (1997.9-10)

B-企画展4

【柳宗悦展】

9月6日(土)~10月12日(日)

【主催】…三重県立美術館+中日新聞社

【担当】…土田真紀+毛利伊知郎+佐藤美貴

【ポスター・デザイン】…杉浦康平+谷村彰彦

 

◎柳宗悦は、「民芸運動」の創始者、推進者として、また民芸思想に限らず、芸術、宗教、社会等に関してきわめて独自の思想を展開した、日本近代を代表する思想家の一人として、高く評価されている。

◎明治末から昭和の初めにかけて、日本全体が大きな転換期を迎えるなかで、『白樺』から「民芸」へと大きな弧を描いて展開していった柳宗悦の目と思想は、美術の分野にかぎらず、日本の近代を考える上で非常に重要な意味を持っていると思われる。

◎本展では、柳宗悦の目と思想の展開を、晩年に至るまで、年代を追ってできるかぎり忠実に辿ることにより、その過程を明らかにし、「民芸」の意味について問うと同時に、柳という傑出した存在を通して、日本の近代について再考しようと試みた。

関連事業

ミュージアム・トーク

9月6日(土)…「柳宗悦について」…講師=柳宗理(日本民藝館長)

 

シンポジウム

10月10日(金)…「いま柳宗悦を問う」…パネリスト=阿満利磨(明治学院大学教授)

 

                                 稲賀繁美(国際日本文化研究センター助教授)

 

                                 中見眞理(清泉女子大学教授)

 

                                 水尾比呂志(武蔵野美術大学教授)

 

主な新聞記事

中日新聞

9月5日…「柳宗悦展 あす開幕」

 

9月7日…「息のむ民芸品の美 県立美術館で柳宗悦展開幕」

 

9月19日…「柳宗悦」

 

10月1日(夕)…「見直される民芸の思想 三重県立美術館『柳宗悦展』に寄せて」樋田豊次郎

 

10月9日(夕)…「美術の基底を目指す柳の工芸思想 柳宗悦展に寄せて」北澤憲昭

 

9月25日…「私の柳宗悦論1」釘貫淳一

 

9月26日…「私の柳宗悦論2」島信子

 

9月27日…「私の柳宗悦論3」秋山洋子

 

10月5日…「私の柳宗悦論4」坪島土平

 

10月6日…「私の柳宗悦論5」安藤明子

 

9月13日…「肥前緑釉指描き文捏鉢」土田真紀

 

9月17日…「螺鈿一二角小盤」土田真紀

 

9月18日…「大津絵 五人男伊達」毛利伊知郎

 

9月19日…「木綿地衣裳 首里」土田真紀

 

9月20日…「書 ドコトテ御手ノ真中ナル」土田真紀

 

9月19日…美術館だより「信楽山茶碗」森本孝

 

9月26日…美術館だより「芭蕉地衣裳 首里」佐藤美貴

 

10月3日…美術館だより「白磁面取碗」東俊郎

 

京都新聞

9月20日…「『物』に即してたどる全体像 柳宗悦展」土田真紀

 

図録

ひるういんどno.61
東俊郎 「鳥と『帖面』と古仏の微笑」

 

毛利伊知郎 「木喰上人(1718-1810)《十一面観音像》(表紙解説)」

 

土田真紀 「柳宗悦の「李朝」」
ページID:000055288