【伊藤利彦展】
1996年8月3日(土)~9月8日(日)
(県民ギャラリー)
前期:8月3日(土)~8月25日(日)
〔1950年代末から1980年代初頭まで〕
後期:8月27日(火)~9月8日(日)
〔白い空間/箱の中の空〕
【主催】…三重県立美術館、(財)岡田文化財団
【担当】…石崎勝基
◎伊藤利彦は、1928(昭和3)年三重県四日市市に生まれ、京都市立美術専門学校で日本画を学んだが、1960年代に入ってからは、絵具の物質性を強調した、暗鬱な情念をたたえた作品を制作した。その後、1970年代の、空間の認識を観念的に提示する作品を経て、1980年代以来、レリーフ状の作品を作り続けている。
この展覧会はそうした伊藤利彦の、現在にいたるほぼ35年間の作品51点を二期に分けて展示した。
主な新聞記事
新美術新聞
8月1日(773号)…「伊藤利彦展 空間意識を観念的に掲示」
中日新聞
8月2日…「伊藤利彦『幡D』(美術館だより)」石崎勝基
8月9日…「伊藤利彦『CUSTOM5』(美術館だより)」石崎勝基
8月16日…「伊藤利彦『酸化・音・10』(美術館だより)」石崎勝基
8月23日…「伊藤利彦『Condition(目測の30㎝の線)』(美術館だより)」石崎勝基
8月30日…「伊藤利彦『ペディメントのあるレリーフ』(美術館だより)」石崎勝基
9月6日…「伊藤利彦『箱の中の空 No.8』(美術館だより)」石崎勝基
ひるういんどno.56;東俊郎「伊藤利彦《箱の中の空》(表紙解説)」
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