アングル、ドラクロワからピカソ、マティスまで
【エルミタージュ美術館展】
1995年9月10日(日)~10月22日(日)
【主催】…三重県立美術館+朝日新聞
【後援】…外務省+文化庁+ロシア大使館
【協賛】…大林組
【協力】…日本航空
【担当】…石崎勝基
【ポスターデザイン】…杉浦康平+谷村彰彦
◎三重県立美術館では一昨年以来、『エルミタージュ美術館』を連続して開催している。「イタリア ルネサンス・バロック絵画」「フランス バロック・ロココ絵画」がそれで、シリーズ三回目の今年は、19世紀の新古典主義から20世紀初頭にいたるフランス美術の流れを48作家100点の作品によって構成した。
◎フランス革命、ブルジョワ階級のだい頭による文化の大衆化、科学の進歩を背景にした産業貿易の拡大などによって、到来しつつあった「近代」は美術をまた急激に大きく変革させてゆくことになった。
◎今回は、新古典主義を代表するダヴィッドとアングル、ロマン主義のドラクロワ、風景描写に新生面を切り開いたコロー、ルソー、ミレーらバルビゾン派と印象派のモレー、シスレー、そしてルドン、アンリ・ルソー、マティス、ピカソ、レジェたちの作品を展観し、フランス近代美術の足跡をたどった。
関連事業
講演会
9月16日…「19世紀のフランス美術の死角」講師=西沢信弥(山梨大学教授)
ミュージアム・コンサート
9月16日 演奏=スバル弦楽四重奏団
主な新聞記事
朝日新聞
9月9日…「エルミタージュ美術館展ー19・20世紀フランス絵画近代絵画の革命期たどる」町田和洋
9月11日…「エルミタージュ美術館展が開幕」
作品紹介
10月3日…「アングル『N・D・グーリエフ公爵の肖像』」石崎勝基
10月4日…「カリエール『テーブルに肘をつく女』」田中善明
10月5日…「ドラクロワ『モロッコのライオン刈り』」石崎勝基
10月7日…「モネ『ジベルニーの草原』」毛利伊知郎
10月10日…「ボナール『棚腰に』」石崎勝基
10月12日…「レジェ『絵はがき』」森本孝
会場風景
【エルミタージュ美術館展】 イタリア ルネサンス・バロック絵画(1993)
【エルミタージュ美術館展】 フランス・バロック・ロココ絵画(1994)