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B−企画展7

【木下富雄展】

1995年8月23日(水)〜9月24日(日)
(県民ギャラリー)

【主催】…三重県立美術館+(財)岡田文化財団

【担当】…東俊郎

◎木下富雄は1923年に三重県四日市市に生まれ、現在もそこに住む版画家である。

木版画を独学した木下が本格的な活動をはじめたのは太平洋戦争後であった。

その当時、版画といえば、洋画日本画にくらべて芸術としての低い価値に甘んじていたが、戦後の国際的な美術の舞台で脚光をあびたのは棟方志功を代表とする日本版画だった。

◎木下もまた棟方などの活躍に刺激され、版画のせかいに足をふみいれた一人で、当時世界各地で開かれていた版画展に応募し、いくつかの賞を受賞した。

◎素朴な手ざわりと温もりが伝わってくる木下の木版は、余計なすべりを削りおとした単純なかたちに還元された人物像が大半で、顔の木下と呼んでもよいくらい、抽象性を帯びた顔をつくりつづけた。

◎版画とはいっても、刷りのほとんどが数点にとどまり、アメリカへ渡った作品も少なくないせいで、一般には見ることも稀な木下富雄の作品を67点あつめた、これまでの最大の個展となった。

関連事業

9月5日…ギャラリートーク「木下さんの木版画」 講師=小原喜夫(版画家)

→図録

アトリエ訪問 木下富雄 友の会だよりno.2(1983.5)

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