教育普及
A.公開美術講座
美術に関わる諸問題を組織的・連続的に取り上げて、次のとおり第9回公開美術講座を開催した。
テーマ:「異端の美術」・・・・・受講者約100人
開催月日 講座名 講師名
10.8 19世紀フランスの異端 稲賀繁美(三重大学人文学部助教授)
10.15 若沖と蕭白 佐藤康宏(東京大学助教授)
11.5 中国絵画における正統と異端 宮崎法子(三重大学人文学部助教授)
11.12 異端のメキシコ―二人の女流画家 山脇一夫(名古屋市美術館学芸課長)
11.19 異端と正統をめぐって~国画創作協会周辺~ 酒井哲朗(三重県立美術館長)
12.3 美術館時代と昭和の異端作家 正木 基(目黒区美術館学芸係長)
B.移動美術館
「描かれたかたち・描かれたイメージ」をテーマにして次のとおり開催した。
川越町 10月28日~10月30日 川越町中央公民館
観覧者数440名
阿児町 11月25日~12月4日 阿児ライブラリーアートホール
観覧者数902名
C.団体解説会
1994年度も多くの団体入場者をみた。そのなかで、希望する団体に対しては、団体解説を実施するとともに、映画「丘の上の美術館」の上映を行った。
D.日曜映画会
毎週日曜日、企画展覧会の内容にふさわしいテーマを選んで16ミリフィルムまたはビデオを上映した。
E.ミュージアム・コンサートの開催
- 菅野潤ピアノ演奏の夕べ 4月17日 ピアノ=菅野潤 354名
- 加古隆ソロ・ピアノ・コンサート 11月13日 ピアノ=加古隆 263名
F.ハイヴィジョンルーム・AVコーナー
ハイヴィジョンルームにおいて静止画による美術番組の上映、AVコーナーにおける来館者の自由な選択による美術番組の鑑賞等、映像システムによる情報を提供している。
G.その他
- 小中高学生の無料入館
教育活動として入館又は観覧する県内の小中高学生と引率の教職員は、無料となっている。
1994年度入館者数
全体 4.233名 うち団体 3.735名 - 県民の日記念・無料入館者
4月17日 1.975名 - ワークシートの作成