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B−企画展6

【古伊賀と桃山の陶芸展】

1989年9月23日(土)〜11月5日(日)

【主催】・・・三重県立美術館+(財)岡田文化財団+朝日新聞社
【後援】・・・上野市+阿山町
【協賛】・・・茶道裏千家淡交会三重県支部+表千家同門会三重県支部

【担当】・・・毛利伊知郎+山口泰弘+森本孝
【ポスターデザイン】・・・杉浦康平+谷村彰彦

◎三重県の伊賀地方では、茶と湯とのかかわりのなかで、桃山時代に豪壮な風格をもった茶陶が焼成されている。端正な形態を拒否して偶然の窒変によって生じた焦げやビードロ釉、そして強烈な作意を窺わせる箆目などが見所となった、この古伊賀は、雅趣ゆたかな美術作品としての魅力にあふれている。

◎桃山時代には、伊賀だけでなく、信楽、備前、丹波、織部、志野など、数多くの茶碗がつくられた。

◎本展では、水指や花生など桃山時代の古伊賀約50点を中心にして、信楽、備前、丹波、織部、志野、黄瀬戸、唐津、高取、上野など同時代の陶芸作品約80点をあわせて、桃山時代の多彩な陶芸の世界を展望した。

出品目録

番号 作品名 制作年 寸法(cm) 所蔵者
1 壺(佛土寺境内出土) 室町時代 31.2×23.0×16.0 佛土寺
2 壺(佛土寺境内出土) 室町時代 32.6×16.1×15.9 佛土寺
3 壺(佛土寺境内出土) 室町時代 15.0×7.0×11.2 佛土寺
4 壺(佛土寺境内出土) 室町時代 21.2×8.0×10.9 佛土寺
5 片口壺(伊賀あるいは信楽) 室町時代 11.1×6.4×9.7
6 伊賀壺 室町時代 31.4×11.3×12.7 東京国立博物館
7 ◎伊賀耳付水指 銘破袋 桃山時代 21.6×15.8×18.2 五島美術館
8 伊賀耳付水指 桃山時代 20.2×13.8×21.9×21.0
9 伊賀耳付水指 銘大黒柱 桃山時代 20.5×16.5×22.1×21.2 表千家 不審庵
10 伊賀水指 銘閑居 桃山時代 21.2×20.0 三井文庫
11 伊賀耳付水指 銘鬼の首 桃山時代 21.0×10.5×22.0 石水博物館
12 伊賀耳付水指 桃山時代 20.8×12.5×18.6
13 伊賀耳付水指 桃山時代 15.4×14.8×19.2
14 伊賀瓢形水指 銘呂洞賓 桃山時代 20.6×9.1-10.4×13.1-14.2 根津美術館
15 伊賀瓢形水指 桃山時代 19.7×11.4-12.1×16.5 徳川美術館
16 伊賀瓢形水指 桃山時代 18.8×13.5×14.5
17 伊賀瓢形水指 桃山時代 22.5×14.0×18.0 林原美術館
18 伊賀矢筈口水指 桃山時代 19.5×10.5-15.5×18.0 根津美術館
19 伊賀擂座瓢形水指(上野城内出土) 桃山時代 18.0×11.5×17.5 石水博物館
20 伊賀耳付水指(上野城内出土) 桃山時代 19.5×10.0-14.5×16.5-20.0 石水博物館
21 伊賀耳付矢筈水指(上野城内出土) 桃山時代 21.5×13.0×21.5 (財)伊賀文化産業協会(上野城)
22 伊賀筒花生 桃山時代 26.5 福岡市美術館
23 伊賀耳付花生 銘壽老人 桃山時代 28.9×11.9×12.7×12.5 藤田美術館
24 伊賀耳付花生 銘慶雲 桃山時代 28.0×10.3×10.9 香雪美術館
25 伊賀耳付花生 銘壽老人 桃山時代 28.4×9.8-10.3×11.7 根津美術館
26 伊賀耳付花生 銘林和靖 桃山時代 29.1×8.4-9.2×14.2-13.5 京都民芸館
27 伊賀耳付花生 桃山時代 28.3×11.7×12.7 五島美術館
28 伊賀耳付花生 桃山時代 27.1×9.3×12.4
29 伊賀耳付花生 桃山時代 26.4×11.3 徳川美術館
30 伊賀耳付花生 桃山時代 29.8×12.2×12.3
31 伊賀管耳付筒花生 桃山時代 27.0×10.0×12.5 逸翁美術館
32 伊賀耳付花生 銘鬼 桃山時代 22.7×15.3×14.1 石川県立美術館
33 伊賀擂座花生 桃山時代 28.8×8.0×13.0
34 伊賀耳付胴締花生 桃山時代 27.5×9.0-10.0×12.0 逸翁美術館
35 伊賀砧形花生 桃山時代 26.7×9.6-10.7×13.0-13.2
36 伊賀柑子口花生 桃山時代 24.7×6.1×13.1×11.5
37 伊賀旅枕花生 桃山時代 17.2×10.6-11.0×10.5-11.8 東京国立博物館
38 伊賀手付花生 桃山時代 32.0×9.0×13.5
39 伊賀片身替花生 桃山時代 26.3×10.0×10.5
40 伊賀蹲花生 銘仙家 桃山時代 12.2×3.1-5.8×11.0
41 伊賀肩衝茶入 銘山木 桃山時代 8.1×3.5-3.8×4.3 表千家 不審庵
42 伊賀茶入 新二郎 江戸時代初期 8.0×3.5 伊賀信楽古陶館
43 伊賀伽藍石香合 桃山時代 3.8×4.6-4.5×4.3-5.0 東京都立博物館
44 伊賀伽藍石香合 桃山時代 3.8×3.5×3.7 根津美術館
45 伊賀梅花形香合 桃山時代 3.2×4.8-6.0 野村美術館
46 伊賀茶碗 銘霜枯 桃山時代 7.5×10.5×6.0 表千家 不審庵
47 伊賀茶碗 銘安座 江戸時代初期 6.1×12.4×8.4 石川県立美術館
48 伊賀茶碗 銘后名月 江戸時代初期 9.0×10.5 伊賀信楽古陶館
49 伊賀筒茶碗 新二郎 江戸時代初期 10.5×10.0-12.0×6.0 根津美術館
50 伊賀窒跡出土断片 伊賀信楽古陶館
51 ◎伊賀擂座花生 銘芙蓉 桃山時代 28.6×11.5×13.8×12.6
52 信楽壺 室町時代 15.0×6.9×9.7
53 信楽壺 室町時代 11.5×5.0×11.5
54 信楽檜垣繩目文蹲壺 室町時代 16.1×6.7×14.0×10.0
55 信楽檜垣文壺 室町時代 24.1×8.5×14.4
56 信楽檜垣文壺 室町時代 33.0×15.2×15.3
57 信楽刻文壺 室町時代 22.9×13.4×18.8×12.5
58 信楽壺 室町時代 20.1×8.7×18.5×13.9
59 信楽壺水指 室町時代 18.1×10.8×16.5×14.1 藤田美術館
60 信楽鬼桶水指 室町時代 20.4×25.6×15.0 湯木美術館
61 信楽鬼桶水指 銘龍鱗 桃山時代 16.0×21.5×18.5 根津美術館
62 信楽鬼桶水指 桃山時代 20.5×23.4×19.5
63 信楽矢筈口水指 桃山時代 15.4×20.5 三井文庫
64 信楽矢筈口水指 桃山時代 18.4×16.5-19.0×19.5 膳所焼美術館
65 信楽平水指 桃山時代 11.0×25.0×14.0 梅澤記念館
66 信楽一重口水指 銘柴庵 桃山時代 16.2×12.7×16.6
67 信楽手付水指 桃山時代 24.7×12.0×17.3
68 信楽八角水指 桃山時代 19.0×10.3×20.0
69 信楽三足水指 桃山−江戸時代 15.0×11.8×19.0 梅澤記念館
70 信楽面取掛花生 桃山時代 15.6×8.0×10.9 北村美術館
71 信楽掛花生 桃山時代 23.0×13.8×11.2 京都民芸館
72 信楽耳付花生 桃山時代 25.0×6.6×14.0 野村美術館
73 信楽蹲花生 室町時代 16.3×8.5×16.3×12.8
74 信楽茶碗 水の子 桃山時代 9.6×10.0×6.0 根津美術館
75 丹波黒袖手桶水指 江戸時代初期 21.5×24.9-28.2×18.5 兵庫県陶芸館
76 丹波矢筈口耳付水指 江戸時代初期 16.0-17.5×15.0×16.1 京都民芸館
77 丹波束柴水指 江戸時代初期 24.3×29.0×25.7
78 丹波束柴水指 江戸時代初期 20.3×16.1×17.5
79 丹波袋形水指 江戸時代初期 13.5×19.6×12.0 兵庫県陶芸館
80 丹波耳付水指 江戸時代初期 20.0×6.5×8.9 兵庫県陶芸館
81 丹波薬研 江戸時代初期 10.1×12.9-37.1 東京国立博物館
82 備前烏帽子箱形水指 桃山時代 15.6×16.0-21.3×18.8 藤田美術館
83 備前矢筈口耳付水指 桃山時代 17.7×15.6×17.3
84 備前矢筈口水指 桃山時代 18.0×13.0 福岡市美術館
85 備前筒水指 桃山時代 22.2×13.8×11.5 藤田美術館
86 備前三角水指 桃山時代 18.5×19.4-21.0 林原美術館
87 備前種壺水指 室町−桃山時代 15.5×13.5×9.2 石川県方美術館
88 備前耳付花生 銘大いも虫 桃山時代 26.5×12.2×11.1
89 備前花生 桃山時代 24.8×6.0×12.6
90 備前肩衝茶入 桃山時代 6.7×3.3×4.7 東京国立博物館
91 備前徳利 桃山時代 19.5×4.2×10.5×6.0
92 備前火襷徳利 桃山時代 24.2×5.2×14.7 石川県立美術館
93 備前額形平鉢 桃山時代 5.3×18.6-22.8 岡山県立美術館
94 「生殿」銘備前額形平鉢 桃山時代 6.3×23.8-31.4
95 備前平鉢 桃山時代 7.4×25.8-29.3
96 備前火襷皿 桃山時代 8.9×50.1×26.9 岡山県立美術館
97 織部胴締水指 桃山時代 10.0×10.0-12.5×17.0 逸翁美術館
98 織部秋草文水指 桃山時代 17.5×11.4×18.7×14.0
99 織部耳付三足花生 桃山時代 18.4×17.3 野村美術館
100 織部算木文花生 桃山時代 30.0×9.9×9.9 梅澤記念館
101 黒織部芦鶴文沓茶碗 桃山時代 7.3-8.5×10.5-15.0×6.4 梅澤記念館
102 織部獅子鈕香炉 1612(慶長17)銘 21.0×19.6-21.6 東京国立博物館
103 織部分銅形火入 桃山時代 9.3×8.9×6.6 石川県立美術館
104 織部角切透鉢 桃山時代 8.5×22.0 福岡市美術館
105 織部扇面蓋物 桃山時代 11.1×28.2 梅澤記念館
106 織部扇形筒向付 五客 桃山時代 11.6×7.0-7.8 東京国立博物館
107 織部蔓草文向付 五客 桃山時代 5.5×16.2×12.4 石川県立美術館
108 織部筒向付 五客 桃山時代 12.0×8.0 福岡市美術館
109 志野柑子口花生 桃山時代 20.6×4.3×10.2 逸翁美術館
110 志野桔梗香合 桃山時代 2.8×4.8×3.2 石川県立美術館
111 志野割高台茶碗 銘朝陽 桃山時代 8.5×13.6-14.6×6.5 藤田美術館
112 志野茶碗 銘通天 桃山時代 7.9×14.1×6.5
113 紅志野茶碗 銘夕陽 桃山時代 8.0×12.5
114 ◎鼠志野鶺鴒文鉢 桃山時代 8.9×26.8 東京国立博物館
115 志野菖蒲絵鉢 桃山時代 8.0×25.0 福岡市美術館
116 志野四方向付 四客 桃山時代 6.0×9.0 福岡市美術館
117 黄瀬戸立鼓花生 桃山時代 20.8×13.1 三井文庫
118 黄瀬戸子蕪花生 桃山時代 20.9×4.2×9.6 石川県立美術館
119 黄瀬戸宝珠香合 桃山時代 3.1×4.7×2.3 石川県立美術館
120 黄瀬戸胴紐茶碗 桃山時代 8.4×11.2 北村美術館
121 黄瀬戸福字銅羅鉢 桃山時代 4.2×16.3×9.7 北村美術館
122 黄瀬戸縁鉢 桃山時代 14.5 福岡市美術館
123 黄瀬戸草花文大皿 桃山時代 5.9×28.7×15.2 東京国立博物館
124 黄瀬戸草花文向付 五客 桃山時代 4.7-5.0×14.7-14.9×7.9 藤田美術館
125 絵唐津蘆文壺 桃山時代 13.9×15.0×8.9 日本民藝館
126 唐津櫛刷毛目草花文花生 桃山時代 24.4×9.1×10.5 田中丸コレクション
127 絵唐津菖蒲文茶碗 桃山時代 9.3×12.2×6.4 田中丸コレクション
128 絵唐津草花文茶碗 桃山時代 9.6×15.6×5.9 田中丸コレクション
129 彫絵唐津茶碗 桃山時代 9.8×13.0-14.0×7.9 京都民芸館
130 ◎絵唐津松樹文大皿 桃山時代 13.3×44.2×13.4 梅澤美術館 131 上野四方耳付水指 桃山時代−江戸時代初期 19.1×12.5×15.3 田中丸コレクション
132 上野耳付水指 桃山時代−江戸時代初期 16.6×14.8-16.0×12.1 田中丸コレクション
133 上野口寄香炉 桃山時代−江戸時代初期 5.9×4.2 田中丸コレクション
134 高取耳付平水指 桃山時代−江戸時代初期 12.0-14.1 田中丸コレクション
135 高取耳付花生 桃山時代−江戸時代初期 25.6×8.5×12.5 田中丸コレクション
136 高取手付水注 桃山時代−江戸時代初期 20.0 田中丸コレクション
137 高取面鳥取茶碗 桃山時代−江戸時代初期 7.7×11.3×7.1

関連事業

講演会
「古伊賀と挑山の陶芸展にちなんで」
10月7日(土)・・・講師=林屋晴三 東京国立博物館次長
10月21日(土)・・・講師=満岡忠成 陶芸史研究家

ミュージアム・コンサート
9月30日(土)・・・岡田修・津軽三味線の夕べ
           岡田修(三味線)
           村上義男(解説)

お茶会
会期中の毎週土・日曜日と10月10日、11月3日

主な新聞記事

朝日新聞
9月8日(金)・・・「多彩な世界を展望 古伊賀と桃山の陶芸展」
9月23日(土)・・・「古伊賀と桃山の陶芸を集め展示」
9月24日(日)・・・「古伊賀の逸品ズラリ 桃山の陶芸展始まる」

朝日新聞=「古伊賀と桃山の世界」
9月26日・・・1.「伊賀耳付花生 銘寿老人」・・・毛利伊知郎 
28日・・・2.「信楽茶碗 銘水の子」・・・毛利伊知郎
29日・・・3.「伊賀擂座花生 銘芙蓉」・・・森本孝
30日・・・4.「備前烏帽子箱形水指」・・・森本孝

図録

ひるういんどno.29;森本孝 「伊賀焼の窯跡を訪ねて」
            山口泰弘「伊賀耳付水指・銘破袋(表紙解説)」
            毛利伊知郎「古伊賀と銘」

友の会だよりno.22;伊賀丸柱を訪ねて  森本孝

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