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調査・研究

調査研究事業(美術資料調査)

1.昭和59年度

毎年、県内で所蔵される美術作品や、三重県と関係ある作家についての調査を実施している。

昭和59年度には、前年度から継続のテーマとして、遺族から多くの作品寄贈を受けた長原孝太郎に関して、引き続き調査を行い、その成果を美術館ニュースに発表した。また、今年度から三重県とゆかりの深い鹿子木孟郎の作品調査にも着手した。

また、昭和59年4月25日から6月末日にかけて、学芸員牧野研一郎は、美術館連絡協議会の美術館学芸員海外研修により、アメリカ合衆国(ボストン美術館)およびイタリア共和国に出張し、在米の曾我蕭白作品とイタリア近代美術に関する調査を行った。

更に、「収蔵品を中心とする  日本の風俗画―江戸から現代まで」展開催に当たって、県内に所蔵される江戸時代初期風俗画の調査を行い、その成果を同展において展示した。

2.昭和60年度

昭和60年度からは、三重県に関係の深い画家、鹿子木孟郎の遺作・遺品の調査を開始した。

この調査は、京都の遺族の所に残されていた資料を、遺族の方の御好意により、当館に一括して輸送し、三重で整理作業と調査を行うことになったものである。

調査実施に当たっては、調査委員会を結成し、今年度中に下記の通り打ち合わせ会議及び作業を行った。

調査委員会 代表・河北倫明(京都国立近代美術館長)
             高階秀爾(東京大学教授)
            酒井忠康(神奈川県立近代美術館学芸課長)
            島田康寛(京都国立近代美術館主任研究官)
            榊田絵美子(東京国立文化財研究所研究官)
            鹿子木良子(鹿子木家代表)
            上田麻棠子(同上)
            陰里鉄郎(三重県立美術館長)
            中谷伸生(三重県立美術館学芸員)
            牧野研一郎(同上)
            荒屋鋪透(同上)

調査日程

昭和60年3月19日 京都の鹿子木家から資料を三重県立美術館に搬入。
昭和60年4月21日 第1回調査委員会 打ち合わせ会議。
昭和60年5月25日 追加分の資料を三重県立美術館へ搬入。
昭和60年6月7日 搬入資料を開梱。
昭和60年6月10日 搬入資料の燻蒸・消毒を実施。
昭和60年6月21日 資料の整理・調査作業を実施。
昭和60年7月8日 〃
昭和60年7月11日 〃
昭和60年7月12日 〃
昭和60年7月15日 〃
昭和60年7月16日 〃

この他には、今年9月開催した「橋本平八と円空―木堀・鉈彫の系譜」の事前調査として、遺族の元に保存されていたいこ遺稿類などの資料を借用し、平八とその周辺の近代彫刻関係の調査も実施した。また、以前から行っている曾我蕭白など三重県関係の作家等に関する作品調査も継続して、実施した。

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