【トリック・アートの世界】
2010年2月20日(土)~4月11日(日)
【主催】…三重県立美術館、、読売新聞社、美術館連絡協議会、(財)自治総合センター
【後援】…NHK津放送局
【協賛】…ライオン、清水建設、大日本印刷
【協力】…高松市美術館
【担当】…原舞子
【デザイン】…コギト
人間は五感の中でも特に視覚を重視し、目に映るものをそのまま真実として捉えがちである。しかし、見つめている対象は本当に見たとおりの実体を持っているのだろうか?見誤り、見落とし、思い込みによる錯覚などは日常茶飯の事である。
視覚はいともたやすく私たちを欺き、混乱に陥れる。
このような視覚の構造に目をつけた画家たちは古今東西、さまざまな「だまし絵」を手がけ、見る者を欺き、楽しませてきた。
視覚へ挑戦する姿勢は現代にも引き継がれ、1960年代の錯視効果を取り入れたオプ・アートや光を用いたライト・アート、70年代の写真表現を利用したスーパー・リアリズム、90年代の古典絵画を引用したパロディー作品など、見る者の視点を意識した多彩でユニークな仕掛けを表現方法に取り込んでいる。
本展は、戦後美術を主体とする高松市美術館(香川県)のコレクションを中心として構成し、視覚と固定化されたイメージに揺さぶりをかける作品を「トリック・アート」として紹介した。(出品作家数29名、出品作品数73点)
会期中のイベント
・こどもひろば 「トリック・アートしちゃう?」
3月27日(土) 13:30~15:00 (未就学児童対象、参加者23名)
3月28日(日) 13:30~15:00 (小学生対象、参加者23名)
主な記事等
【新聞】
読売新聞
「作品の仕掛け楽しんで 今日から県立美術館でトリック・アート展」2010.2.20
「ドキッとして面白い 県立美術館 トリック・アート展開幕」2010.2.21
「旬なひと だまし絵に魅せられて」2010.2.21
「トリック・アートの世界-①本物そっくり味覚も刺激 上田薫「なま玉子J」」2010.3.17
「舌でも楽しむトリック・アート 県立美術館でランチ人気」2010.3.21
「トリック・アートの世界-②見えたり消えたり 名和晃平「PixCell[Shoe#6(L)]」」2010.3.27
「トリック・アートの世界-③大胆で自由「現代の北斎」立石大河亞「車内富士」」2010.4.1
「トリック・アートの世界-④左右対称に見えるが-佐藤正明「Newsstand#56-A,B」」2010.4.2
「トリック・アートの世界-⑤無表情さ 何とも滑稽 森村泰昌「ボデゴン(鼻つき洋梨)」2010.4.7
「トリック展2万人突破」2010.4.10
「トリック・アート展入場2万2577人で閉幕」2010.4.13
朝日新聞
「トリック・アート だまされてみる? 県立美術館」2010.3.14
中日新聞
「美術館だより 幼児キリストから見た聖アンナと聖母 福田美蘭」2010.2.21
「美術館だより 肖像(ヴァン・ゴッホ) 森村泰昌」2010.2.28
「美術館だより なま玉子J 上田薫」2010.3.7
「美術館だより PixCell[LEGO-F1(Ferrari)#1] 名和晃平」2010.3.14
「美術館だより 正六面体のなかの円錐形のなかのトルソ 堀内正和」2010.3.21
「美術館だより Newsstand#56-A,B 佐藤正明」2010.3.28
「美術館だより ボデゴン(鼻つき洋梨) 森村泰昌」2010.4.4
「美術館だより 円 D138 桑山タダスキー」2010.4.11
【雑誌】
美術の窓2月号、2010.2.20
ぴあ中部版「展覧会ピックアップ」、2010.3.4
KELLY「アート見どころpick up!」
テレピ・ラジオ番組紹介
FM三重 「Y×Y FRIDAY KIN-KON-KAN 」2010.2.12
東海ラジオ 「小島一宏morning あいland」2010.2.16
ZIP FM「AICHI TOYOTA Presents GROOVIN' THE TOWN」2010.2.20
FM三重 「radio3 FLASH TODAY」2010.2.25
三重テレビ ニュース 2010.2.25
三重テレビ 「輝け三重人 文化を訪ねて」2010.3.12