【ホノルル美術館展 ヨーロッパ,アメリカ近代絵画の100年】
5月23日(土)~7月16日(日)
【主催】…三重県立美術館、ホノルル美術館、朝日新聞社
【後援】…外務省、アメリカ大使館
【協力】…日本航空
【担当】…生田ゆき+桑名麻里
【ポスターデザイン】…杉浦康平+谷村彰彦
◎ホノルル美術館は1927年、地元在住のアンナ・ライス・クック夫人が収集したコレクション約4500点をもとに創立された。今日ではヨーロッパ、アメリカ、中国、日本、アフリカなど幅広い地域と歴史にわたる34000点の収蔵品を誇り、ハワイで唯一の総合的な美術館として、多くの市民や観光客に親しまれている。
◎今回は約1700点にも及ぶ西洋美術の中から、19,20世紀のヨーロッパ、アメリカ絵画を中心に、油彩50点、素描、水彩、パステル30点が出品された。これだけの質と量の作品が一度に館外に貸し出されるのは同美術館にとって初のことであった。
◎出品作家は、ヨーロッパ絵画からはモネ、ゴッホ、セザンヌ、ゴーギャン、モディリアーニなど日本でも人気の高い画家達を中心に、アメリカ近代絵画の先駆者として、ハドソンリヴァリベーラ派の堂々たる風景画やディエゴ・リベーラなどのメキシコ絵画の秀作が加わった。また、これまで紹介される機会の少ないハワイの風景や風俗を描いた作品も鑑賞者の興味をひいた。
関連事業
美術講演会
6月17日…「アメリカと美術‐アイデンティティー探しとマルチ・カルチャーの現実」
講師=岡部昌幸(帝京大学文学部助教授)
主な新聞記事
朝日新聞
5月22日…「ホノルル美術館展 欧米の名画たっぷりと」榊原 浩
5月30日(夕)…「モネ・ゴッホ…一堂に ホノルル美術館展開幕」
5月31日…「ホノルル美術館展 県立美術館で開幕」
6月6日…「ホノルル美術館 ポール・ゴーギャン『タヒチの浜辺の女たち』」島田紀夫
6月7日…「ホノルル美術館 アメデオ・モディリアーニ『座る裸婦』島田紀夫
6月11日…「ホノルル美術館展 メアリー・カサット『子守り』」島田紀夫
6月17日…「ホノルル美術館展 国吉康雄『さぴれたレンガ工場』島田紀夫
6月22日…「ホノルル美術館展 近代絵画の流れ展望」編集委員 榊原 浩
6月23日…{ホノルル美術館展 ディエゴ・リベーラ『花売り』}島田紀夫 実践女子大学教授
7月16日…「2万人突破 きょう閉幕 ホノルル美術館展」
7月17日…「入場者は2万5000人 ホノルル美術館展閉幕」
日本経済新聞
6月22日(夕)…美術「ホノルル美術館展 明るく軽快な印象」長谷川三郎