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美術館 > 展覧会のご案内 > 柳原義達記念館 > 柳原義達―ブロンズ彫刻と原型展 三重県立美術館 2018年度特集展示


特集展示

柳原義達―ブロンズ彫刻と原型展

展覧会概要

会期 

2018年12月11日(火)‐2019年3月24日(日)
 

会場

三重県立美術館 柳原義達記念館
 

休館日

月曜日〈2018年12月24日(月)、2019年1月14日(月)、2月11日(月)は開館〉、
2018年12月25日(火)、2019年1月15日(火)、2月12日(火)、
年末年始〈2018年12月29日(土)‐2019年1月3日(木)〉

※柳原義達記念館は12月4日(火)から9日(日)まで、展示替えのため閉室いたします。

《高瀬さんの首》
ブロンズ 1948年

観覧料

大人=300(240)円、学生=200(160)円、高校生以下無料
    ( )内は20名以上の団体料金
*企画展観覧券で観覧いただけます。
 

 

主催その他

主 催

三重県立美術館

助成

柳原操基金
公益財団法人三重県立美術館協力会

 

《高瀬さんの首》
石膏原型 1948年

展覧会について

ブロンズ彫刻は、粘土等で形作られた作品を石膏や樹脂などに置き換え、それを「原型」として鋳型を製作、熱した銅合金を流し込み鋳造したものです。粘土自体は加工がしやすい反面、変形しやすく長期保管が困難なこと、鋳造の直接の型としては使用できないことから、原型の製作段階で消滅するのが一般的です。

三重県立美術館は、2002 年、彫刻家・柳原義達氏から 72点のブロンズ作品の寄贈を受け、その後、主要な作品の原型もあわせてご遺族より寄贈いただきました。

ブロンズ鋳造の過程においては、職人の高い技能だけでなく、仕上げの着色にいたるまで彫刻家本人による確認作業が重要です。そのため、当館は現在保管している原型を、柳原氏が亡くなられて以降、新たな鋳造が行われないよう管理してまいりました。しかしながら原型は、柳原氏が直接修正を加えたものであり、ブロンズ作品にはない魅力があることから、展示可能な状態へと修復する作業を 4 か年かけておこない、昨年無事終えることができました。

今回はその記念の展覧会となりますが、ブロンズ作品と原型がまとまったかたちで多く展示されるだけでなく、初展示の作品《天女のマケット》や《風見の鶏》なども含めてご紹介いたします。

 

《風見の鶏》
アルミニウム 1965年

 
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