エントランス中に響き渡る子どもたちの元気な声に、またいつもの季節が帰ってきたことを知ります。窓から差し込む光は日々色を増し、庭園の芝生の緑は息を吹き返そうと準備をはじめました。同じことを繰り返しながらも少しずつ昨日と違う今日があり、今日から明日へと繋いでいくものを探しています。「三月の風と四月の雨が五月の花をつれてくる」。始まりの予感に胸躍らせる春。 |
2004年3月12日発行 表紙 |
道田美貴「リニューアル開館記念 女性美の極致 上村松園」展 p1 |
石崎勝基「『再会!三重県立美術館のコレクション』展をふりかえって」 p2 |
東俊郎「館蔵品から3 浅井忠《大仏殿(平城)》 p3 |
田中善明「開館前」 p4 |
下栄子「「教育の現場から」を支える、先生方の活動」 p5 |
田中善明「美術館発見記3 美術情報室について」 p6 |