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企画展 岡田文化財団設立35周年コレクション展

コレクション・コレクション展に関心を

寄贈作品の蓄積は、美術館活動への承認と期待の証

道田美貴

 三重県の芸術・文化の振興と発展を目指して設立された岡田文化財団の活動は、伝統工芸振興や若手作家育成、パラミタミュージアムの運営など多岐にわたります。なかでも、三重県立美術館に対しては、国内外の美術作品の寄贈や展覧会活動など多大な支援が継続されています。

 今回の展覧会では、これまでに寄贈いただいた作品を、「あこがれとしてのヨーロッパ―フランス近代絵画を中心に―」、「自然と人間―日本の近代絵画―」、「ほとばしる絵筆 あふれでる言葉―村山槐多と関根正二―」、「曾我蕭白と宇田荻邨」の4つの章に分けてご紹介しました。展示作品数は、約150点。三重県立美術館コレクションにおいて、同財団からの寄贈作品が、質量ともに重要な位置を占めていることを各展示室でご覧いただけたことと思います。

 開会式には、同財団から助成をうけて海外留学を実現された荒木まどかさんのハープ演奏も加わり、展覧会は華々しくスタートを切りました。通常、会期中のギャラリートークは展覧会担当者が行いますが、今回は、毛利館長を含めた6人の学芸員がそれぞれ作品を選び、ミニギャラリートークを行いました。コレクション展ならではの試みでしたが、お楽しみいただけましたでしょうか?

 同時期に開催した常設展特集展示、「Collection/ Donation」でもご覧いただいた通り、当館所蔵作品の中には、作家や個人コレクター、企業などからご寄贈いただいた作品が多く含まれています。コレクション展と特集展示を企画担当した生田学芸員のことば、「美術館のコレクションにおける寄贈作品の蓄積は、美術館活動への承認と期待の証として機能している」ことを肝に銘じ、これからも美術館活動を重ねてゆきたいと思います。そして、友の会の皆様には、これまで以上に美術館のコレクションやコレクション展に関心を寄せていただきたくお願いいたします。

(友の会だより97号、2015年3月31日発行)

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