文化財

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瀞八丁
どろはっちょう

資料の概要

指定区分
指定種別 特別名勝及び天然記念物
指定・登録日 1952(S27)年3月29日
市町 熊野市
所在地 熊野市紀和町木津呂ほか
所有者 国・熊野市
員数 -
構造 -
年代 -
関係サイト -
関連資料 -

概要

 熊野川の支流である北山川が紀伊山脈を横断する際に造った蛇行谷(だこうたに)の一部である、田戸(たと)、玉置口(たまきくち)間の峡谷で、田戸から下流は下瀞(しもどろ)、上流約1kmは上瀞(かみどろ)と呼ばれている。両岸は絶壁をなし屏風をそばだてたように連なる。流れはきわめて緩やかで深さ25mに達する淵や浅瀬が存在する。両岸の岩石は四万十帯(しまんとたい)の日高川層群龍神層であり、おもに頁岩(けつがん)と砂岩の互層からなる。また、断崖の上の森林も風致をそなえている。
 主にホルンフェルスからなる絶壁は、屏風のように深い淵の両側にそそり立っているが、この地形は瀑布の浸食が進むにつれて次第に後退してできたあとであるとされている。

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