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三帖和讃 親鸞筆
さんじょうわさん しんらんひつ

資料の概要

指定区分
指定種別 国宝(書跡・典籍)
指定・登録日 1953(S28)年11月14日
市町 津市
所在地 津市一身田町
所有者 宗教法人専修寺
員数 3冊
構造 -
年代 -
関係サイト -
関連資料 -

概要

 和讃とは、仏菩薩や高僧の徳を、和語を以て讃詠するもので、平安時代より作られはじめ、鎌倉時代に最も流行した。親鸞の作品で「浄土和讃」「浄土高僧和讃」「正像末法和讃」のいわゆる「三帖和讃」である。三帖和讃と親鸞自身が呼んだかどうかは不明だが、南北朝頃にはこの称があったことは確実である。各冊縦27.3cm、横20cmの袋綴装で、漢字には振り仮名と朱筆の四声点を付け、随所に左訓が見られる。著作の年代は宝治2(1248)年頃より正嘉元(1257)年頃で、成稿後も数次の加筆訂正が行われている。

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