指定区分 | 県 |
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指定種別 | 無形民俗文化財 |
指定・登録日 | 1971(S46)年3月17日 |
市町 | 伊勢市 |
所在地 | 伊勢市宇治浦田町 |
所有者 | 猿田彦神社(保持団体) |
員数 | - |
構造 | - |
年代 | - |
関係サイト | - |
関連資料 | - |
伊勢市宇治浦田町の猿田彦神社の神田で行われる民俗芸能である。 明治4年に神宮の御田祭が中絶となった際、これを受け継ぎ、楠部の人々が奉仕したことに始まり、今も楠部地区の世襲により行われている。行事は、神田祭の後、笛、太鼓、ササラ、鼓による囃子(はやし)の中、植え方による挿苗の儀(さしなえのぎ)が行われ、次に「えびす」「だいこく」を描いた大団扇(おおうちわ)を神田中央で打ち合わす団扇角力(うちわずもう)となる。「えびす」が勝てば漁方豊漁、「だいこく」が勝てば百姓豊作と言い、今年の豊作の吉凶を占うものである。その後、拝殿前で行われる豊年踊りは稲の挿苗から刈り取り、俵しめを表現したもので、ハエヤーハエと掛け声をかけ、祝入、ホコリ、舟漕(ふねこぎ)、トウ舞、ホコリがにぎやかに行われる。なお、神田は拝殿の奥にあり、毎年5月5日に実施されている。 |