指定区分 | 県 |
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指定種別 | 無形民俗文化財 |
指定・登録日 | 1995(H7)年3月13日 |
市町 | 志摩市 |
所在地 | 志摩市阿児町立神 |
所有者 | ささら踊り保存会(保持団体) |
員数 | - |
構造 | - |
年代 | - |
関係サイト | - |
関連資料 | - |
志摩市阿児町立神地区に伝わる盆行事である。「陣ばやし」「ささら踊り」「なむで踊り」からなる。「陣ばやし」は毎年、「ささら踊り」「なむで踊り」は5年毎の8月14・15日に行われている。行事は大念仏とささら踊りを合わせ行われ、「陣ばやし」は、二列縦隊の行列で太夫(たゆう)の歌、笛、太鼓に合わせ大童(おおわらわ)、小童(こわらわ)が掛け合いで声をあげ進む。また「ささら踊り」は、カンコ3人を中心に数十名が大きな輪となり踊るもので、「踊込み」「こおどり」「綾おり」「長拍子」「こきりこ」「引きおどり」と約2時間に及ぶ。「ささら踊り」の起源についての確証はないが、中世囃子物(はやしもの)の系譜を引く「陣ばやし」、典型的な羯鼓(かんこ)踊りである「ささら踊り」、念仏囃子物を顕著にしめす「なむで踊り」と盆の精霊供養の様相を非常によく伝えている。 |