指定区分 | 県 |
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指定種別 | 無形民俗文化財 |
指定・登録日 | 1975(S50)年3月27日 |
市町 | 津市 |
所在地 | 津市美杉町下之川 |
所有者 | 下之川区(保持団体) |
員数 | - |
構造 | - |
年代 | - |
関係サイト | - |
関連資料 | - |
津市美杉町下之川の仲山神社で行われる祭礼行事である。かつては旧正月15日が本祭日であったが、現在では2月11日に行われている。味噌であえたゴボウを神社にお供えするところから、この名が付いたといわれているが、巨大な男女の性器の形代を使用するところから別名「ヘノコ祭」とも呼ばれている。祭は、頭屋祭の要素を持ち、境内で頭渡し式が行われた後、2人の御弓役による的射(まとい)が行われ、続いて九切祭と称した小笠原流の包丁式がある。包丁役2人が裃(かみしも)姿でボラを料理し、生酢につけ、神酒の肴として参拝人にもふるまわれる。なお、起源については不明であるが、慶長10(1605)年の頭屋当番帳が地区に残っており、古い歴史をもっていることが知られる。 |