指定区分 | 県 |
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指定種別 | 無形民俗文化財 |
指定・登録日 | 1977(S52)年3月28日 |
市町 | 鳥羽市 |
所在地 | 鳥羽市神島町 |
所有者 | 神島漁業協同組合(保持団体) |
員数 | - |
構造 | - |
年代 | - |
関係サイト | - |
関連資料 | - |
鳥羽市神島に伝わる正月行事である。大晦日の夜にグミの木を用い、太さ15cm、直径2m程の輪を作り、白紙で包み麻で巻いて日輪に擬した「アワ」と、25cm程のモチの木を十二角に削り、三六五の目盛りをつけた「サバ」という棒が用意される。 夜明けが近づくと多数の男達が大漁を祈願し、長い女竹の先に紙矛をつけたものでアワを突き、空高く差し上げる。アワは20~30分間突き上げられた後、地上にたたきつけられる。起源は太陽の復活を祈るもの、女神である竜神に対する性的な祭祀等諸説がある。一方、サバは大漁を恵むものとされ、浜で若者の群に投げ入れられ、激しい奪い合いが行われる。 |