指定区分 | 国 |
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指定種別 | 国宝(書跡・典籍) |
指定・登録日 | 1951(S26)年6月9日 |
市町 | 伊勢市 |
所在地 | 伊勢市宇治館町 |
所有者 | 宗教法人神宮 |
員数 | 1巻 |
構造 | - |
年代 | - |
関係サイト | - |
関連資料 | - |
玉篇30巻の内の第22巻で、料紙は楮紙30枚の紙を継いで巻子本1巻としている。各紙の長さ56.4cm、幅20.1cm。総長16.44m、それに渋引の表紙を付ける。天地及び行間に罫線があり、各行18~20字を書き、延喜4(904)年正月15日書写の奥書がある。紙背には伊勢皇大神宮禰宜譜図帳及び補任次第が記され、見返に正四位荒木田氏憙の墨書がある。玉篇は6世紀中頃、梁の武帝、大洞年に顧野王が撰述した漢字字典で、中国では散逸して伝わらないが、わが国には平安時代に伝来し、30巻を完備したものはなく、7巻分が現存している。巻第22は山部から■部までの14部631字を収める。 |