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紙漉き用具一式(20点)
かみすきようぐいっしき

資料の概要

指定区分
指定種別 有形民俗文化財
指定・登録日 1976(S51)年3月31日
市町 名張市
所在地 名張市安部田2270
所有者 名張市
員数 一式
構造 -
年代 江戸時代
関係サイト -
関連資料 -

概要

  大釜、水桶、大笊、叩き棒、アテとクサリ、枠と簀、漉槽(すきぶね)、万牙(まぐわ)、干し板、断ち板、モタレ(前板)、断ちバサミ、断ち包丁、ほうき、たて紙、手あぶりの釜、火かき棒、押しふた、押し板の台、ランプからなる。名張地方の紙漉きの起こりは不明であるが、大和吉野地方から伝えられ、江戸時代中期以降盛んになったと伝えられている。当地の紙は楮を原料とし、漉く過程に白土を混入した。丈夫な厚手のもので、製品は全て上野に出荷され傘紙として用いられた。なお、現在では産業構造の変化もあり、紙漉きは全く行われていない。

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